1月の講習会の大根のポタージュスープを作りました。
この時期の大根は甘く、使い方によって本当に様々な顔を見せてくれます。
すり降ろして焼き魚に添えてよし。
細切りにしてツマにしてよし。
大降りに切ってブリと煮てよし。
輪切りを練り物とおでんに煮てよし。
乱切りして豚の角煮と煮てよし。
細切りしてソバと一緒に食べてよし。
これらに合わせるのには、ちゃんと理由があります。
大根と一緒に摂ることで、食べ物の脂質、たんぱく質を
分解・消化するのを助けてくれるのです。
ビタミンCや食物繊維ですから、
寒さで免疫力、胃腸の働きが低下しやすい冬には
まめに摂りたい野菜です。
マクロビオティックの学校にいってから、夏冬問わず、
自宅でもスープをよく作るようになりましたね。
消化は、唾液、胃液、膵液、胆汁、腸液といった、
<液体>を媒介にしてなされますから、
スープを食事の最初に摂ることで、胃や腸を消化の準備を助けてくれるのです。
スープは固形物のように、噛み砕いて分解するプロセスが少ないので、
食欲のない方、胃腸の調子の悪い方、体力の落ちた病人の方にも
無理なく栄養素を摂っていただけます。
今回のスープは素材はシンプルですが、作る過程のプロセスが大事です。
ほっこりとして、甘く、すーっと身体にしみ込むスープが出来ました。
寒さの厳しくなる1月にぴったりなメニューになりそうです。
ランチで、ザクセンのバケット、お揚げの生姜焼き、
人参と絹さやの塩炒め、切り乾し大根の煮物
と一緒に。
冬はコトコト煮たお料理を。大根のポタージュ作ります。
にほんブログ村
にほんブログ村