2013/05/26

スイーツBasic2−2の様子

今回のメニュー全体


生徒さんの盛りつけ1

生徒さんの盛りつけ2

スイーツBasicコース2の2回目。
今回は蒸して作るもっちりとした食感のケーキと軽食になる蒸しパンの2種類です。
かの篤姫も好んだという鹿児島のかるかんを、大きく作ってケーキのように仕立てます。
卵も、豆乳も使わない、もちろん小麦粉も使わないので、アレルギーのあるお子さんにもたべてもらえたらなぁと思って考えたケーキです。ナッツやドライフルーツも入るのでかわいい感じにもなりますし。ココアや抹茶、組み合わせる素材で表情をイロイロ変えられると思います。

そして、玄米粉を使って作る玄米蒸しパン。
こねていく過程、ねかせた後で生地の違いが出てくるのを実感していただいたかと思います。作業的にはそう複雑ではないのでどうかなぁと思ったのですが、召し上がっていただいて好評だったので、手で作る楽しさの原点を楽しんでいただいたのもあわせてよかった!。
玄米パンは同時進行で3人一緒に蒸し作業をしました。講習室の蒸し器は2段式でかなり大きい物ですが、ワタシは蒸し板と、講習室の深めの鍋を使って蒸しました。蒸し作業って水分と蒸し時間の調整が出来れば<蒸し器>でなくても出来るレシピもあるので、<蒸す>ことも気軽に試していただきたいです。

盛りつけもテーマにしているこのスイーツBasic2。
今回はプレートに盛りつける時間も意識してとりました。
切り方、見せ方、ソースの掛け方、コツあると思うのですが、こうしたやり方があるとざっと説明して、あとはそれぞれの自由に任せています。
自由な発想、作ることの楽しさを感じてもらうこと。それが大切だと思っています。
そうすると、ワタシが思いつかないような発想、チャレンジをしてくださって、今回も「あっ、なるほど〜」とこちらもいい刺激、学びが出来ています。

それぞれの盛りつけもアップしています。
どうですか?。かわいらしい、素敵な感じでしょ?。
Taberukotoのスイーツレッスン、他ではできないトライアル感、自分で動いて作ってみたい方にはおすすめです。

Basic1コースの告知も近日中に致します。



2013/05/19

0からはじめるぬかどこワークの様子

甘いものをいただきながらぬか漬けも


試作のぬかどこで漬けたぬか漬け

ぷるぷる抹茶わらびもち

「こんどぬかどこやってください」

今年やった講習会の中で、生徒さんにいわれた一言。

その時は、「う〜ん。ぬ・か・ど・こ、ねぇ・・・」
という感じであまり乗り気ではありませんでした。

ぬかどこ。ぬかづけ。
我が家ではぬかどこの主(あるじ)は母親ですが、
ワタシも野菜をいじって変に残ってしまった切れ端とかがあると
ぬかどこに入れて漬けたりして、
あたりまえのように、我が家の台所にある存在です。

あたりまえにあって、素材もシンプルで、
こめぬか、塩、水、があって、野菜。
コレが基本であれば出来てしまう。
「シンプル過ぎて、講習会にはならないなぁ」
というのも乗り気でなかった一因です。

なんとなく、市場のリサーチをしてみると、
素材もイロイロ、呼び方もイロイロ、状態もイロイロ。

中でも、アミノ酸系調味料、ブドウ糖、発酵調味料という
材料が入っているものがあって、「えっ?、なんで?。」
と驚きました。

漬け物、特にたくあん、べったら漬け等はその製品状態を保つ為に、
添加物が使われている物がスーパーではよく見かけられます。
それが、ぬかどこ界でもこんなことになっているのに驚きました。
もちろん、きちんとした素材、配合の商品もあります。

でもあまりにイロイロなぬかどこがあって、作ってみたいという人は
「なにを選んだらいいのか、悩むなぁこれは」と思いました。

ワタシは商品開発の際もそうですが、立地、市場性、などをリアルに現場を見ながらリサーチして、ニーズや、世代、志向をキャッチしていました。とにかく自分の足で情報を得る。
講習会でもそれは一緒。こうしたリサーチや、生徒さんの声からキャッチして内容やテーマを決めていくことも大切にしています。

ぬか漬けのパッケージ商品を手に取る人は、中高年ではない。
漬け物、自然派志向で、やってみたいという人、トライアル力のある、若い世代が多く
選ぶ商品でしょう。その割りに、地味で分かりづらいパッケージが多かった。

そのシンプルだと思っていた漬け方、お手入れの仕方も、調べるうちに
その奥の深さ、おもしろさもワタシの中で出てきました。

ゴールデンウィークが過ぎた頃、まずは自分で漬けてみて様子を観察しながら、
その漬け方、追加する素材、売られている商品の理由も見えてきました。
ワタシは特にぬかどこ名人でも、なんでもないので、その情報を整理して伝え、コツを伝えながら
参加したかたが、自分なりの<ぬかどこ>にできるよう、ワークショップ形式にしました。
ひとりひとりの<マイぬかどこ>ができるワークショップ。その方が楽しいし。
それにあわせて、テキストも、普段とはちょっと違う形式のものにしました。われながらおもしろいものになったと思います。

そうした形で進行し、合間にぬかクッキーをお一人ワンボウルで作っていただきました。
これもワタシも同時進行で説明しながら。
プラスワンでお出しする予定だったお茶菓子も、クッキーが焼き菓子で、焼き菓子だと時期的にしんどいなぁと思ったので、抹茶のわらび餅+白玉団子、黒豆の甘煮にしました。これも好評で良かった!。
これからの暑くなる季節、プルンとして水気の多いデザートの方が、体がふわっと緩まって体が楽な場合が多いです。(実は今、密かに寒天ゼリー作りにハマっています)

ぬかどこワーク、ワタシ自身も新発見の、たのしいワークでした。
ぬかどこ〜いいですよぉ。ぬか漬け生活はじめてみませんか?。
どちらか、ぬかどこワークご要望の団体、組織様ありましたら、お声がけ下さい!。
いいレクチャー!しますよ〜!。






2013/05/16

ぬかの効果・その2

炒りぬかにしているところ。こうばしい香りが広がる。


ぬかクッキー、食物繊維たっぷりで満腹感あり!。


ぬか床、ぬか漬けのいいところを前回かいたけれど、
もう一つ忘れてならないのは、ぬかに触ることで、手がすべすべになること。
ぬかは石けんのない時代は、布袋に入れてぬか袋をお湯につけて白濁した湯で体を洗ったり、
や髪をすすいでなめらかにしていたという。
米ぬかは米油を絞るくらいですから、脂肪分オリザオイルも豊富で、ナッツやごまなどにも含まれるビタミンEは酸化防止(肌のさび防止)、老化防止(ビタミンCと一緒に働き肌の弾力繊維を活性化)の作用をします。

試作で、手を使って炒ったぬかをまぜたり、かき混ぜたりしているとそれを実感します。
ぬかどこに使わなかったぬかも、お茶パックに小分けにしてあります。
お風呂に入った時に、お湯につけて、お肌につけたりしてます。
天然のモイスチャーローションですね。

ぬかどこ作りから、また改めての発見がありました。
ぬかどこワークショップは19日。

当日は午後からのワークなので、作業がおわってからお茶会を予定しています。
この日つくるぬかクッキーと合わせてめしあがっていただく、スイーツに、
抹茶のわらび餅、白玉、金時豆の甘煮をご用意するつもりです。

2013/05/12

ぬかどこは栄養の宝庫!

捨て野菜を加えてざっくりと混ぜたぬかどこ


ぬかどこを米ぬかから、色んな方法を検証しながら、皆で、作ってみようというワークショップです。

「いまはやらないのよねぇ〜」
と講習会のチラシをお渡しした奥様にもいわれましたが、
年配の方ほど、以前はやったけど今はめんどうでやらないという方も多いのではないでしょうか。
調べると、若い世代、20〜30代の方が「こんなレシピでやってます!」とやっている方が多い。そういう世代の方が、自然食や、昔のおばあちゃんの知恵みたいなことが新鮮に映るのかもしれません。いいですね〜!。

ぬか漬けは、イロイロ調べると、その栄養成分の豊富なこと!。
それこそ、中高年になるほど体の不調が現れ、TVの健康情報で「〜がいい。〜が原因で不調に成る、〜をもっと食べよう、〜をもっとしよう」と踊らされ、その度になにかやっては続かない。
ビタミン剤のんだり、ドリンク剤、機能性食品摂ったり、その一方で出来合いのお惣菜、レトルトパックの食事をとったりする。昨日も新聞に乳酸菌の栄養補助食品の広告がでていましたっけ。
身近にお金のかからない、いいものがあるにもかかわらず。

ぬか漬けの基本材料は、米ぬか、塩、水、昆布、赤唐辛子、野菜。
それに素材を加えて風味を足したり、酸味を押さえたり、旨味を加えたりしますが、基本はこれだけ。
ぬか床は、た んぱく質、脂質、食物繊維、ビタミンA、B1、B2、B6、E、ナイアシン、カ ルシウム、リン、鉄が含まれ、野菜からもビタミンCも補給できる。

さらに、酵素、乳酸菌、酵母も含まれています。
酵素は消化吸収を助けたり、老廃物質の排出、新陳代謝を助けたりと体のバランスを整えてくれる。乳酸菌はいわずと知れた、善玉菌を増やして腸内環境を整えてくるだけでなく、血中コレステロールを調整、アレルギー疾患にも働きかけるそうですよ。
酵母も新陳代謝を助ける作用があるようです。

これだけいい成分、栄養が豊富なのに、作らないのはもったいない。しかも自分でアレンジが出来て、料理にも応用できて、ビタミン剤を取るより、日常の食事で摂れるってすごくないですか?。
今回改めて、ぬか漬けの良さ知りました。わたしもゼロからぬかどこ試作中です。

毎日混ぜるのめんどくさいから。いいえ、毎日じゃなくてもいいんです。
白っぽいカビがでてしまった!。いいえそれは酵母菌なんです。
酸っぱくなりすぎたから。そうしたときの対処法もあります。

基本の作り方をベースにして参加者の方と考えながら、
ぬかにふれるワークショップのような会になります。
これからぬかどこのベストシーズンです。ぬかどこ作ってみませんか?


2013/05/04

小石川後楽園と神楽坂さんぽ


ゴールデンウィークのおでかけ計画、2日目。
言霊や御礼についてかかれた『御霊の法則』の作者鈴木さん主催の「公園に感謝ツアー」に参加して小石川後楽園と東京大神宮、神楽坂の毘沙門天、赤城神社をめぐってきました!。
都心に住んでいても自分ではなかなか行かなかった場所ばかりで、おもしろい発見と体験が出来た一日でした。

●小石川後楽園
小石川後楽園は初代藩主・頼房、二代藩主・光圀により造成された水戸徳川家の上屋敷。光圀は明の儒学者・朱舜水を招き、その意見を取り入れて作られた円月橋、西湖堤などがあります。
鈴木さんのレクチャーを聞きながら園内をまわり、灯籠にある木火土金水の意味、陰陽のこと、庭内にある庭石のこと、神前のお参りの作法、庭園のパワーポイントなどを教えてもらいました。
水戸ですから、梅林、梅の木もみられ、所々実もなっていました。
レクチャーを聴きながらということもあり、思っていた以上に見所と、当時の殿様の世界観、宇宙観を感じられる場所でした。







●東京大神宮
東京でも伊勢参りが出来るように、明治時代に作られた仰拝殿。伊勢と同じく天照大神、豊受大神、倭姫命、が祀られている。天之御中主神(アメノミナカヌシ)、高御産巣日神(タカミムスビ)、神産巣日神(カミムスビ)という神様も祭られていて、結びということで縁結び、出会いのパワースポットとして昨今知られている。この東京大神宮が神前結婚式の始まりの神社としても知られている。この日も休日ということもあって参拝女子でにぎわっていました。

●神楽坂毘沙門天・善國寺
山の手七福神の一つだが、創設は桃山時代1595年と歴史あるお寺。
ここも江戸徳川家、水戸光圀公ともゆかりのふかいお寺。

●赤城神社(神楽坂) 
あかぎ、といえば群馬県の赤城山。この山をご神体として祀る赤城神社
岩筒雄命をご祭神としている。近年改修されてカフェを併設。境内で月一でマルシェも催されている。






2013/05/03

そばランチ@掌庵 蕎麦石はら 


ゴールデンウィーク後半は外に出かけようと決めていました。

一日目の3日、まずは隣駅仙川まで歩いて、森の市をぷらりと見学。
お腹もすいてきて、線路沿いにある、<掌庵・蕎麦石はら>でおそばをいただく。

ランチは、小どんぶり(エビ天、海鮮丼、かきあげ丼)の違いでABCとあり、そば、小鉢、漬け物、薬味が付いています。油物控え中なので、海鮮丼を選び、ふと目にした品書きから、そば粉のブラウニーも頼みました。
石はらは、おそばの他に、肴、逸品料理も品数が豊富です。

そばやさんって、おじさんが日本酒やビールを片手にそば、というイメージがありますが、ここはジャズのながれる店内で、女性一人でも入りやすい雰囲気の店です。
素材も、そば粉はその時のベストなものを厳選、お野菜も有機野菜を使っていたりと素材も吟味しているようです。
そば湯もでてきて、ソバのおいしさをまるごといただきました。おそばも甘みとコシがあり美味しかった!。


そばブラウニーも色んなカリカリ感、そばの風味、シロップが味わったことのない逸品で、これは女性がすきだわ〜と思いました。他にも和の甘味が充実していて、女性客もリピートしたくなるが粋なお店。掌庵・蕎麦石はら。

また時間をみつけて出かけたいです。

海鮮丼食べかけですが、小丼でも満足な量

そば粉のブラウニー:カリカリが美味しいんです。