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2006.05.17クシアカデミーでマクロメニュー! |
食べ物だけが、気持ちに作用するわけではない。というのが、昨日の内容。
でも、私たちの身の回り、殊に東京では
ほ〜んとうに、ありとあらゆる食べ物があり、
なにが良い食べもので、なにが悪い食べものか分かりにくい。
本来は、いい悪いはない。
一方で、
良いものばかりじゃないことも、悪いものばかりじゃないことも
私たちは、暗黙のうちに知っている。
だからこそ、迷うし、だからこそ不安になる。基準が欲しいわけです。
そんな中、ワタシの修得したマクロビオティックの考え方には
マクロビオティック標準食というものがありました。
・玄米を中心とした全粒穀物を一日の食品摂取量の50〜60%をとる。
玄米、黒米、赤米、緑米、もちきび、もちあわ、大麦、小麦、オート麦、ライ麦、そば
など。
・スープ、汁物を一日の食品摂取量の5〜10%を食べる一日平均で1〜2カップをとる。
味噌、醤油、自然塩、などを味付けに使う。
味噌は糀(米麹、麦糀、豆糀)と大豆、塩を使って作られ、発酵を止めない製法になってい
るもの(味噌製品に小さな空気穴があるはずです)
・野菜は一日の食品摂取量の25〜30%をとる
日本であれば、日本の温帯地域で育つ旬の野菜を食べる。
また、輸入野菜をさけることで燻蒸殺菌されたものを避けることができ、
その気候にあった野菜を選ぶことができる。
・豆類、豆製品は一日の食品摂取量の5%をとる。
小豆、黒豆、大豆、エンドウ豆、ウズラ豆、とら豆など国内産の豆や、
レンズ豆、ひよこ豆、緑豆、など質のいいものを選ぶこと。
豆腐、豆腐製品は油の摂り過ぎに注意しながらとる。
・海藻類は一日の摂取量の5%をとること。
昆布、わかめ、ひじき、あらめ、海苔、あお海苔、岩海苔、ふのり、寒天、めかぶ
もずくなど、その時々で選び食べるようにする。
・魚介類は産地を意識して、白身の魚を中心に飽和脂肪酸が少ないものを選ぶこと。
えびやカニ、魚卵などのコレステロールの多いものを注意すること。
青みの魚を食べるときは、大根おろし、生姜を一緒摂って脂肪を分解するのを助けること。
・果物は国内産の旬の果物を中心に少量とること。
果物に含まれる糖類は単糖類ですが、焼いたりクリーミーなー甘いスイーツが
食べたい時の代用品として食べるのに適しています。
・ぬか漬けを中心に自然の素材で作られた漬け物をとること。
ぬか漬け、たくあん、べったら漬け、千枚漬け、奈良漬け、梅干しなど日本には多くの漬け物があり、酵素や乳酸菌が多く、腸内環境を整え、消化を助けてくれる存在です。
市販の漬け物は、商品の劣化を防ぎ、安定した状態に保つなどの意味合いから添加物が加えられ、本来の製法ではない甘みが加えられているものもあります。
・調味料を厳選すること。
塩はかつて専売制であったこと、戦後のGHQの統制下で日本で自由に塩を作ることが許されなかったため、塩分99%の精製塩が多くを占めるようになりました。日本の塩は海水から作られていたため、本来微量のミネラルを含み、旨味や体のバランスを整えていました。
天然の海塩を選ぶこと。これもまた成分表示をよくみて商品を選ぶことが大切です。
醤油は大豆、小麦、水、塩で作られたものを選ぶこと。原材料表示を見て脱脂大豆など、
これ以外の材料を使っているものかどうかをよく見ること。
・おやつやデザートをときどき楽しむ。
甜菜糖、米飴、メープルシロップ、黒糖など甘みが穏やかで、ミネラル分を含む甘み。
国内産の小麦粉、米粉、米製品、を使う。油は低圧搾のなたね油、ごま油、米油などを使う。ドライフルーツや、ナッツ、カカオの甘み、コクを使う。
おやつやデザートは基準を設けても、一番制限するのが難しい食べ物ですし、その人によって解釈の幅もそれぞれ分かれると思います。
出来れば、乳製品、卵、白い精製したお砂糖は避けたいところですが、スイーツって味だけでなく、夢や安らぎを求める部分も大きいので解釈だけで納得できないところだと思います。
今回はクシマクロビオティックでの標準食を中心に、
それに分かりやすくワタシの解釈を加えました。
今一番気にしなければならないのは、食品のカテゴリーの区分けではなく、
食品の質=添加物が入っているか、
安心して食べられる基準のものかどうか、だと思っています。
加工食品は、今年に入って国内で農薬混入の問題がありました。
それ以前にも、中国の加工食品工場であった農薬混入事件。
もちろん、
すべての食品工場の管理がずさんなわけでも、
工場で作っている人の全てが、悪いわけではありません。
しかし、故意以外の、混入を防ぐ努力もしているのは確かでも、
人間「どうしたら間違えないようにするか」
を管理するものだとも思っています。
厳しい基準の下で製造しているメーカーさんも沢山あります。
そうした、食品を扱う食品店さんもあります。
添加物は
天然香料、一般飲食物添加物、既存添加物、指定添加物の
4種類。
天然香料は、
例えば、レモンなどの天然の植物由来のものから抽出した香料。
一般飲食物添加物は、
通常食べている野菜や果物を添加物にしたもの。
最近ある野菜のパウダーなどもこれになりますね。
既存添加物は、
以前「天然添加物」と言われていた、寒天などの天然ものから作られたもの
指定添加物は、
以前は「合成添加物」と言われていた天然由来であっても、人工的に化学構造を変えたもの。
一番気にしたいのは、この合成添加物ですが、
食品表示を見ても、なにが指定(合成)か、なにが既存(天然)か?
なんて書かれてませんから、厄介です。
一番の見分け方は、食品の素材そのままの<知っている名前の成分>か。
<あんまりよく分からないなぁという成分>か。
私もこの辺りまた調べなきゃと思っていますが、
はすごく参考になりました。
添加物が複合的に使われることで、
体への影響がわからなくなっているという。
なにが添加物かといのは、インターネットで検索すれば
添加物リストというのが出てきます。
私は20代の頃、外で食事をして、
体への不快感(筋肉の硬直、しびれのような感覚)を体験したことがなんどか
あったので、(今思うと添加物か、グルタミン酸ショックかと)
食は大切だと思っていますし、
もちろん、その時に体調でそれを誘因してしまったのかもしれない。
そうだとしても
食べるなら体に良くて、ハッピーになりたいじゃないですか。
今は、仕事の面でも、精神面でも疲れている状態の方も多いし、
ましてや環境の変化から大きな影響を受けていて、
体への影響が出やすくなっている様子です。
私は、生きているうちは、元気でハツラツと楽しく過ごしたい。
そして仕事も生涯現役じゃないですが、もっと、もっとがんばりたいです。
そのためには、体も鍛えるし、食事も気にするし、習慣も変えますし、
いいと思うことは、取り入れたいと思っています。
何も、そんなにがんばらなくてもいいんじゃない?と言われるでしょうか?。
ガツガツと、なにか目標を持ってやることに、
日本人は冷めた目で見る人も多いです。
そういう意識は、結構いろいろなシーンに蔓延しています。
やらない自分を、もう卑下したくないです。それだけです。
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