2012/01/29

【節分の恵方巻き作りと韓国惣菜の講習会】の様子


2月3日の節分。
豆をまいて<鬼を祓い、福を招く>という昔ながらの日本の行事。
いつの間にか、この日にその年の恵方に向いて、海苔巻きを食べる
恵方巻きが定着してきましたね。
今回タベルコトのお料理講習会でも、<恵方巻き>をテーマにしました。
様々な恵方巻きも売られていますが、のり巻きや、すし飯のちらし寿司、
といったものは、それこそ、日本人のお祝い事にあったものでした。

今では普段、巻く機会は無いですね。
巻く!ことにチャレンジして楽しんでいただけるように
具材を簡単に準備できるよう、韓国風ということで設定して、
他の料理も韓国惣菜にいたしました。

海苔の上にご飯を乗せて広げ、具材を並べて、
手を柔らかく曲げて、具材を押さえつつ巻くのがポイント。
ご参加の皆さん、それぞれきれいに巻かれていました。
具沢山の太巻きの出来上がり。

一度巻いてみたら、今度は、
キュウリや刺身といった海鮮具材でも出来るはずです。

他に韓流話も盛り上がり、楽しい講習会となりました。

今回のメニュー:
・ベジミートと野菜のナムルで韓国風のり巻き
・チャプチェ(春雨の炒め物)
・お豆腐と野菜のジョン(チヂミ)
・ アサリとネギのスープ
・ プラスワンメニュー(柚子茶)




2012/01/27

村山造酢の千鳥酢
























あさっては、恵方巻き作りの講習会。
今回は玄米で、酢飯を作ります。
酢が、キーアイテムでしょうか。
お酢も、米酢、リンゴ酢、黒酢と様々ありますね。
米酢でも、お米に寄って?、発酵に寄って?、
酸味も風味も、甘みも様々。

今回使うのが、村山造酢の千鳥酢。
家で普段使っているお酢の一つです。

玄米にパンチがあるので、
軽やかな酸味と甘みで、千鳥酢が合うと思います。

玄米での恵方巻き。
さっと出来るナムルを使って。
しかも、ピリ辛風のベジミートで
少し韓国風。
今回の講習会ののり巻きは、野菜たっぷり系。

2012/01/11

鏡開き



















神様にお供えしていた鏡餅を開いていただく、鏡開きの日。
小豆を炊いてお汁粉にしたり、焼いて醤油をつけていただく。

鏡は神社の本殿に祀られている、ご神体でもあり、
天孫に引き継がれる三種の神器の一つ、八咫の鏡
でもある。

要は、神様のスピリット
=活力、精神、魂、神霊、息吹、・・・など
を頂くという事でもあるのですね。

鏡を、割る、とは言わず、
鏡を、開く、と言うのは、

武士の割腹、切腹につながること、
割るという言葉の忌みをさけるため。
日本には、言葉にエネルギー=言霊がある
とされているため、
様々な、<忌み語>がある。

刺身、切り身=お造り
猿=えてこう
すり鉢=あたり鉢
塩=波の花
醤油=むらさき
するめ=あたりめ、
などと
言ったりする。

さあ、鏡を開いて、今年の無病息災を。




2012/01/07

七草がゆ



















春の七草。
せり、なずな、こぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ。

白米を7〜8倍の水で炊いたおかゆに、お餅を入れて煮て
この春の七草を刻んで
すずな(かぶ)、すずしろ(だいこん)は刻んで先に煮て、
菜のものは最後にさっとひとまぜ。

食べ過ぎになりやすい正月の胃腸を休めてくれる、七草粥。
他に残っていた、紅白なます、松前漬け、たたきごぼう、
そして、梅干しを添えて。

7という数字も縁起物ですね。
七福神、七五三、五七五七七、七夕・・・。
春の野草は、苦みもあるから、デトックス効果もある。
小寒がすぎ、立春までは寒さの厳しい時期。
今年は特に、寒い冬ですね。
新年も過ぎ、体調を整えて、ゆっくり発進。
そんな感じです。

2012/01/01

2012年.謹賀新年


































































2012年があけました。
昨年は全てに慌ただしく過ぎ、追い打ちをかけるように忙しくなった12月。
料理講習会も中止とさせていただきました。

バタバタとしていても、お正月だけはいつも通りという家なものですから、お節も例年どおり。
とりたてて、マクロビオティック仕様とか、変わり種で、ということはなく普通のお節です。

それぞれに、言葉遊びのようにお節には意味があります。
我が家のお節は、左回りから、

紅白なます:紅白のおめでたい色ハレの日をあらわす。
数の子のだし漬け:子孫繁栄
くりきんとん:砂糖が高級品だったこと、黄色い色から金運開運
里芋の白煮:ぬめりが肝臓の解毒、皮膚の老化を助ける。お酒の多いお正月にあわせて。
くわいのうま煮:芽が出ていることから、芽が出るようにとの願かけ。
田作り:ごまめを使うことから、五万米の語呂合わせから米の豊作、五穀豊穣の祈願。
ベジミート松風焼き
黒豆  :まめに暮らせるように、無病息災。
伊達巻き(購入)
紅白かまぼこ(購入):紅白のおめでたい色ハレの日をあらわす。
鮭とにしんの昆布巻き
ベジミート煮染(蓮根、ごぼう、こんにゃく、人参、グリンピース)
家族用は鶏肉の煮染

お雑煮(白味噌仕立て、大根、人参)


松前漬け(がごめ昆布、日高こんぶ、するめ)


たたきごぼう:長寿

家族で分担して作りますが、今年ワタシがつくったのは、
紅白なます、くわいのうま煮、田作り、ベジミート松風焼き、煮染二種、松前漬け
松前漬けも付属調味料付きのものは購入せず、タレから自分で今回は作りました。
すこしゆっくりしてきた、お正月。ことしはじっくりと物事に取り組もうと思います。