昨年から<腸>に対して注目のワタクシですが、
腸には腸内細菌がいる。消化をしてうんちをつくる程度の知識。
『脳はバカ、腸はかしこい』などの腸や血液などの本を書かれている
東京医科歯科大学名誉教授・藤田紘一郎先生。
先日ある書店で、特設コーナーが出来ていて、
読んでみたいと思っていたところ、
『乳酸菌生活は医者いらず』から読み始める事にした。
腸と乳酸菌に付いての分かりやすいダイジェスト版のような本で
190P程度の厚さで読みやすいです。
そもそも腸について何も知らなかった!。と実感した一冊。
・腸の働きにしても、
①消化吸収
②免疫防御:腸内細菌が免疫組織の活性化をしている
③解毒:肝臓に行く前に有毒物質を腸でブロックしている。
と消化以外のこともしているし、
・乳酸菌は、生きて腸に届かなくても死んだ乳酸菌が
腸内の乳酸菌のえさになる。
・そもそも、その人、その人で合う乳酸菌、合わない乳酸菌がある。
・食物繊維はうんちのかさ、腸の掃除の役割と思っていたけど、
食物繊維は乳酸菌のえさになる。
・善玉菌がふえることで、太りにくくなる。
・良い食事をしても、腸内環境が悪ければ栄養素をきちんと吸収できない。
などなど、眼からウロコの<腸>情報が盛りだくさんでした。
その中でも、ワタシが最近知った<リーキガット症候群>のことも書かれていて、
リーキガット症候群の信憑性がたかまりました。
リーキガット症候群というのは、
腸の粘膜が損傷して破れると、細菌類が体内に侵入するだけでなく、消化しきれなかった大きな分子のままの食物が体内で異物と見なされ、免疫機能が敏感に反応してしまう。
そこから、喘息、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、偏頭痛、下痢、便秘、関節炎、更年期障害などが起るというもの。
腸がこうした不調にかかわっているとは知りませんでした。
今は便利ですね。ネット検索すると何かしら情報が拾えます。
今は便利ですね。ネット検索すると何かしら情報が拾えます。
ますます、腸について知りたくなりました。
まずは他にも藤田先生の本を読みたくなりました。
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