ケーキや料理には、ほとんど国産の小麦粉を使っています。
プロのパティィエの方は、ふんわりと軽く仕上がるため、外国産を使う事が多いと
最近、食材の通販サイトかなにかで知りました。
考えれれば、
湿度の多い日本でできた粉と乾いた空気の欧米の粉と
育っていく過程での質感が変わるのも、当然と言えば当然のこと。
気候の違いは、人の気質にも表れますし、文化にも表れてくるものです。
情=蒸、ドライ=乾いた という気質。
水墨画の墨の濃淡で描かれる日本画。強い色彩の油絵の西洋画。
そうした違いもまたおもしろいものです。
で、小麦粉に話をもどすと、
日本の中でも小麦の産地には、小麦粉を使った食材が必ずありますよね。
南部=南部せんべい
上州=上州うどん
香川=讃岐うどん
他にも、農業王国・北海道は小麦粉も一大産地で
普段ワタシが使っている国産小麦粉も、<北海道産>の小麦粉です。
購入するときは、なかなか近くの店に無いので、
(あっても、少量500g入りのもの)
去年くらいから、KALDI COFFEE FARMでも国産小麦粉を扱っているのを見つけて、
イザ!というときは、地元のKALDIで買うようにしています。
やっぱり!、いつも便利なカルディ。
そのカルディでも薄力粉が品切れだったときがあって、
見つけたのが、「九州パンケーキ」。
材料が、
九州産の小麦粉、鹿児島・沖縄産の砂糖、福岡県産の赤、
佐賀県産の胚芽押し麦、長崎県産のもちきび、熊本県産の黒米、
鹿児島県産のうるち米、宮崎県産の胚芽玄米、ノンアルミニウムベーキングパウダー
といった、九州産の素材が勢揃いで、
しかもノンアルミニウムのベーキングパウダー使用という。
イザというときの為に買っとこう!と
レジに並んでいたら、スタッフの人が、
「それ!、ココナツミルクでつくったら美味しかったですよ」
と言うではないですか。
「めちゃうま!ですか?」と聞くと
再度、強いうなずきが返ってきました。
ココナツミルクは無漂白のものを別の店で買ったのですが、
言われた通り、この粉、卵、牛乳をココナツミルクに変えて
1/4量で作ってみたら、
あれ?、こういう食感今まで無かったかも?という
ふんわりしていながら、モッチリ、はじくようなプルンとした弾力もあって
卵の影響もあるかと思いますが、でも不思議な食感!?が口の中に広がりました。
これだけの数の国産の穀物の特性が混ざり合ってということも
ふしぎな食感、おいしさの理由かも。
また見かけたら買ってみようと思います。
残りの粉で、残ったココナツミルクと豆乳、甘夏ママレードを足して
パウンドケーキ型で焼いてみました。
これは、しっとりとした食感になって、これはまた美味しい!。
しかも、サイト検索していたら代官山にパンケーキショップもあるし、
ひそかにブームになっている?様子です。
(ちょいと出遅れてますか?、ワタクシ)
それにしても、九州産の小麦粉っていうのもあるんですね。
別の商品でも、九州産の小麦粉をつかっているのを、また見つけましたから。
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