2013/11/12

和の食材はそれだけで、美味しい!。

椎茸は上に浮かぶ:陰性。昆布は下に沈む:陽性



そうそう、カボチャレッスンの試作ばかりアップしていましたが、

玄米炊くことって、健康にはいいだろうと解っていても
どうやって炊く?。炊飯器で?。専用の鍋で?。圧力鍋で?
というと
いいものでも、遠い存在になってしまいます。

まずは、身近にある道具で炊けることが出来たら嬉しいですね。
土鍋も、炊飯用でなくふつ〜の土鍋で炊けますから!。

まず、やってみる力!。これが大事です。
私たち日本人は、よこ並びの、皆と同じ、よく言えば集団意識が強いので
そうすると、飛び抜けるというか、やってみる力よりも
まあ、これでいいや。失敗すると恥ずかしいし。的な思考になりがちです。

生活の中の一こまのことですが、
玄米を炊いてみるチャレンジをしてみましょう!。

そして昆布と干し椎茸のおだし。+かつお節で、あわせ出し。
これからの季節はおでん、お正月のお吸い物、煮物に使えます。
やっぱり沢山作ったほうが、美味しい。かつお節がうまく対流するから。
以前講習会でも合わせだしを作りましたが、少量だとあまり美味しくない。

お出汁と新鮮な青菜で、美味しいお浸しも出来ます。

かつお節、マクロビオティックだと動物性食品で避けるのでは?と思われがちですが、
動物性食品を避けるのが、マクロビオティックではないですし、
季節や体調、合わせる食材、調理法で、その人によって調整が必要であれば動物性食品も使う。

ワタクシ特に、かつお節はリスペクとというか、注目食材です。
丁寧にいぶし、一つ一つ骨を取り、菌をつけ乾燥させて、熟成させて、というその手間。
かたくなった節を削って口にすれば、おいしい旨味が広がります。
戦国時代、武士が戦場に携帯していた兵食で、「是を噛めば生気を助け気分を増し、飢えを凌ぐ」とも言われていたようです。疲れた時、これから寒い季節には少し取り入れてもいいと思います。

昆布も同じ。海から取って乾かし、それを何年も寝かせると、さらに旨味が増しておいしいお出汁になります。私たちの手元に来るまでに、多くの時間と手間がかかっているのです。

以前NHKでフランス人シェフが東北の食材で料理をするという特集が有り、
フランス料理の出しは、野菜や肉や骨を何時間も煮込み、アクを取ってスープを取りますが、
和食の出しは、かつおと昆布ですぐにおいしい出しがとれることに驚いていました。
調理の場にくるまでに、長い時間をかけて熟成させ、それだけで完成度の高い和の食材。
ヤッパリすごいです!。

和の食材はそれだけで、美味しい!

和食のおいしさを、再発見しませんか?


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