ひょんなことで、キャベツ2玉、白菜1束、大根1本、水前寺菜を手に入れてしまった。
地元の区民会館前で農業品評会があり、そこで飾っていた野菜をチャリティー価格で分け、
それを東北に義援金として送るのだという。
たまたま出かけてそれに鉢合い、野菜を入れてくれるトートバックもかわいかったので、
ついついそのイベントに並んで購入してしまったわけ。
買った以上は責任もって使わないと、
と以前からやってみたかったモノを作ってみることにした。
一度母親に作り方を教えたら、彼女のオハコになってしまっていたが、
ここ最近は興味がそれたのか作らなくなり、ようやくワタシの出番となった。
ドイツ語で、ザワークラウト
英語でサワークラウト
フランス語で、シュークルート
オランダ語で、ズールコール
「酸っぱいキャベツ」
という意味だとか。
脂っぽいソーセージ、豚肉料理等と合わせて摂られることが多いようですが、
砂糖、アルコール、脂肪の多い食事で負担のかかる肝臓を助けてくれます。
そして、キャベツは胃、膵臓、脾臓といった、真ん中にある臓器の働きを助けてくれます。
(胃腸薬でもキャベ○○、なんてのもありますが)
基本材料は、キャベツと塩。
野菜表面に付着している植物性乳酸菌と、酵母によって、分解発酵が進む。
なので、時間が経つと乳酸の匂いと、ブクブクっとした細かな泡が立ってくる。
一番上の外葉のみを取り除き、丸のまま、ざっと水洗い。
半分に切って切り口を下にして、中に入った水を落とす。
ざっざっと、太めのセンン切り(好みの太さで)をボールに入れ
キャベツの総量の2.5%の塩を全体にまぶし、軽くもみこむ。
漬け物用のプレス器にキャベツから出た水分ごと入れ、
プレスをかけて、ビニール袋で覆い、
冷暗所で保管。
様子を見て冬なら一週間位そのまま漬け込む。
楽しみ〜。
約一週間ほど置いて酸味と塩気を確認していただく。