2011/11/09

作家もののうつわの温かさ





hpプリンターが壊れ販売店保証の手続きをしに新宿まで。

その用事をすませ、ISETAN新宿店へ。
今日から、
「ふふふ、ふろしき祭り」
KASAMA∞ MASHIKO〜理想のクラフト郷へ」展
が開催だった。

ふろしき祭りはありがちな、絹の京風呂敷ではなく、
綿や麻混の素材で、和モダンな柄や、洋風な柄、といった、今に合った風呂敷展。
また、風呂敷ほしくなってしまう。いや、風呂敷あるのだワタシも。
濱文様の。表参道でイベント出店していた時に、購入したのが。
使わなきゃダメね。道具は。

7階催事場では、
笠間、益子の陶器と、クラフト、木工、布小物などの作家展だった。
在中している作家さんもいて、
客層は、会社帰りのOLさんらしい人、主婦層の人など、
手作りもの、クラフト好きな人が集まって、
の〜んびり、展示を見たり、
気に入った器を一つ買ったり、という雰囲気。

ワタシも思わず22㌢径の中皿を購入。
谷島潤さんという作家さんのもの。
あれば、もう一枚欲しかったけど、今回は3枚。

知らなかったのだけど、
笠間や益子の窯元の多くは、3月の震災で被災して、窯も作品も
その多くが破損してしまったという。
そんな状況とはつゆ知らず・・。

作家ものの陶器は、
型押しの量産されるモノとは違う、
一つ一つが手作りの、
同じものでも、色や、かたちが微妙に違って、
手作りのアジがある。
優しさとか、暖かみとか、ザラッとした手触りとか
そういう人間くささみたいなものを感じるのだな。
と今回感じた。