2013/09/13

大腸、肺の強化月間




腎臓強化月間とともに、肺もサポート月間にしています。
忙しいですね。ワタシ。

マクロビオティックを知る前、30代初めの頃、
夏場は結構、食欲のないときは、一日一食は、
野菜ジュース、果物ジュースをとにかくがぶがぶ。
ご飯じゃなくておせんべい。それで済ませてました。

そうすると、秋口、今くらいの頃、
どうも、呼吸をすると咳が出る。空咳というもの。
喉からじゃなくて、肺、肺から苦しい咳でした。

ちょうどなにか技術を身につけなきゃとパソコン、MacintoshでのDTPを勉強し始め、
その発表会の準備で、排気口の下で作業していたからか?、
なにか変なホコリ吸っちゃったか?と心配になったのが最初。
しばらくは、大きく呼吸すると咳が出てました。

その次の年も、あれ?また来たという感じでそんな咳が起り、
しばらくは不安でした。身体どこか悪いんじゃないか?って。

今ならその原因が解ります。
夏の間に摂った過剰な陰性=ジュース、果物、デザートなどが肺に溜まって
涼しくなった事で、身体が締まり、しぼみ、咳とともに排出している。
排出は悪い事じゃないです。
身体のどこかにたまったままでは何らかの病気ででてきます。
そのままだと冬になって風邪をひきやすいんです。

以前のようにジュースがぶ飲みはしないですが、今年は暑い夏でした。
いつも以上に果物を摂って体の熱調整をしました。普段はそう多く果物を摂る事はありません。キュウリやトマトもよく摂りました。それらが悪いわけじゃないんですよ。ワタシの場合スイーツの試作も重なり、糖分も取りましたから、陰性の過剰さが気になり、ケアしようと思います。

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【サポート計画】
1)肺は呼吸によって老廃物質を排出するので、朝の散歩、体操のときは
  深呼吸を意識して行う。

2)マクロビオティックの陰陽五行で、肺のサポートは大腸のケアにもなるので、
  合わせて意識する。
  玄米、玄米餅、葛粉、大豆、ひじき、蓮根、大根、人参等の根菜を意識して食す。
  特に蓮根はすりおろしてスープにしたりして摂る。

3)肺、大腸のあたりを、朝の体操の時に手を当てて、クリーンになるのを
  イメージする。

4)肺は両頬に繋がっているので、両手のひらでやさしく覆ったり、
  軽く押さえたりする。

5)食事では偏って体が急に締まらないよう、ゆっくりとした排出になるようにする。

肺には、蓮根は解りやすくて、取り入れやすい食材です。
きんぴらでもいいし、すり降ろしてみそ汁に入れて、すり流し汁のようにして飲んでもいいです。先週から、このすり流しスープは、具沢山みそ汁と交互に夕食メニューにしています。

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ストレスがあったり、悩み事があるとき、恐怖心があるとき、呼吸は浅くなってしまいます。体の老廃物質の排出の70%はこの呼吸でされています。
吸う=広がる、吐く=縮む は陰陽の動き。広がりすぎても、縮みすぎてもバランスが悪い。
リズミカルに呼吸する事でバランスが取れる。そして呼吸によって脳内物質<セロトニン>を放出するセロトニン神経を増やすことができるのは医学的にも証明されています。

セロトニンは、幸せ物質、癒し物質、元気物質など様々な言い方で呼ばれています。

セロトニンが不足すると、疲れやすい、やる気が起きない、集中力がない、イライラする、落ち込みやすい、寝起きがわるい、朝起きれない、ストレスがたまりやすい、、、等々様々な精神身体に影響が出てきます。

肺・大腸が不調でも、思考がまとまらなかったり、集中力がなかったり、憂鬱になりやすい、悲観的になりやすい、など。
腎臓もそうですが、臓器を整える=体を整えることで、精神、意識にも作用するのです。腎臓強化は体のメンテナンスの意味もあるのですが、自分自身のパフォーマンスを高めたい=決断力・判断力を高めたいという気持ちもあります。

元気物質セロトニン、これはコレからも少し意識しておこうと思います。