2013/10/31

「根菜使いレッスン」の様子






10月は台風の襲来が多かったですね。
通り過ぎてからがらっと、急に冷え込んできたし、気圧の変化で、
身体が重かったり、風邪をひいたり、体調を崩している人が多いです。

食べる物も夏から秋冬ものに変わりつつあります。
根菜使いレッスンは、ごぼう、にんじん、大根、蓮根といった根菜四天王?を使いました。

根菜は皮の近くに旨味がある。そうは解っていても、
土の中でそだつせいか、皮を剥かれて使われることが多いですね。
ことにゴボウは特に茶色くて、汚らしく感じてしまう。
こそいでも、あとからまた黒くなるのはアクです。
炒めていくとそのアクも甘さに変わり、アクの黒さもなくなります。
そんなプロセスを感じていただきました。

有機栽培じゃなくても、出来るだけ新鮮なもの、安心と感じるものであれば、
皮ごと使っていいと思っています。
(レッスンでは有機栽培の物を出来るだけ使っていますが、逆に有機でも見切り品で新鮮でなければ嫌ですし、みため少し傷があっても新鮮で美味しければいいし、それぞれの物差しでいいと思います。)

そして、根菜をたっぷり使った<こづゆ>。福島の郷土料理ですが、
以前残った根菜を高野豆腐を入れて作り<こづゆ>と名付けました。
思えば、東北方面は根菜を使ったお汁が多く、
参加の生徒さんで<まめぶ>が気になっていると仰っていたので、
アレンジして<まめぶ汁>にしました。
もちろん、根菜の使い方は一緒。だしで使った昆布と椎茸を使うのも一緒。
小麦粉をねって、黒砂糖とクルミを入れてお団子にして煮込みます。
このお団子は醤油と塩の味付けが引き立ちます。
(家でも味噌味でやってみましたが、まめぶの味が浮いてしまっておいしくなかったです)

コレから根菜がおいしい季節です。
大きく切って、小さく切って、それぞれに食感も違うし、調理の時間も変わります。
作りおきして、また温めて食べても美味しいですし、
コトコトと煮た料理の美味しい季節です。
すこしだけ、そうしたゆっくりと料理をするのもいいものです。

今回は道具の荷物も少なく、講習室に新規導入されたキャセロールでおこわを炊いてみました。
ガス火の口も多く、ゆったりとお料理できる講習室です。
区の施設ですが、最初の頃に比べたら道具も充実してきました。
レシピを知りたい!というより、その場で自ら動いて得られることが多くあると思います。そういう場を目指しています。


11月は原点に戻って、
玄米の炊き方、お出汁、ベジミートの唐揚げを作る、

そして、季節のカボチャを使って
ライスグラタン、カボチャとそぼろ肉のスープ、もちきびサラダ、カボチャと小豆カラメルのプリンを作る、
です。

お料理を作る楽しさを、感じにいらっしゃいませんか?。



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