2013/10/14

お腹を整える「秋のぬかどこワーク」の様子


それぞれの容器で漬け込みます


手を使い、時間をかけて美味しいぬかどこに。
ぬか漬けブルスケッタとぬか漬け、ぬかクッキー


ぬか漬けイロイロ、ぬか漬けサラダと

10月の前半の、お腹を整える「秋のぬかどこワーク」のレッスンが終りました。
5月に開催した「0からはじめるぬかどこワーク」をさらにパワーアップ?した内容になりました。基本は一緒。ぬかどこのレクチャーをお伝えして、参加した方が自分好みのぬかどこを作る、ワークショップ形式です。
そのあと、米ぬか入りクッキーと、ヌカドコをアレンジしたレシピを作りました。
少し盛込み過ぎ?、と思いましたが、予想通り時間が押してしまいました。スミマセン。

ぬかどこは、作る人が100人いれば、100の違うぬかどこになると思います。
ちょうど試食用のぬか漬けを漬けるのに、ワタシのぬかどこだけだと入りきらず、母親のぬかどこに間借りして一部を漬け込みました。
母のぬかどこは、野菜の切れっぱしも旨味として入れたままで少し水っぽく、塩気も強い。
私のぬかどこは、昆布、椎茸の旨味を入れねっとりとして、塩気少なめ。

下漬けの野菜、本漬けの野菜、旨味成分、塩分でコレからどんどんぬかどこが育ってくると思います。一定じゃない。常に育ってる。それでいいですから。

試食でお出ししたぬか漬けを、「ピクルスみたい!」と仰っていただけました。
そうなんです!。ぬか漬けはピクルスのよう!なのです!。

なので、ブルスケッタのに合うかなぁと思ったんです。結構このレシピは気に入っていただけたみたいですごく嬉しいです。パンに助けられたところもありますね。皮の硬いバケットというより皮薄めのモッチリとしたタイプでこのブルスケッタにぴったりでした。
以前甘酒レシピのときのサンドイッチで使った、Bakery Proteaのパンです。天然酵母のパンはヤッパリおいしい!。

ぬか漬けもだからこそ、イロイロなお料理、ソースのアクセントに使えると思います。
それを、実感していただきたかったのです。

「以前もらって食べたことのあるぬか漬けは、ぬか臭かった」
とも仰っていました。

その原因を探ると、ぬかを炒る、炒らないことで、というよりも、
市販で売っているぬか漬けの素には、変に旨味を添加しようと、アミノ酸系調味料、発酵調味液、などが入っているものもあり、ぬかや野菜の酵母、乳酸菌がうまく醸成されず、ぬかの雑味が残るんだと思います。
昔、玄米のおかゆと全粒粉で作る<玄米おかゆパン>を作ったことがありますが、それだけで膨らむんですよ。
シンプルな素材で充分発酵するのです。野菜本来の旨味がぎゅっと凝縮される。

そう、10月からはじまった朝ドラ『ごちそうさん』でもぬかどこが出てくるそうですね。
なんとなく新聞で<ぬか漬けとオムライス><食いしん坊の主人公>ということで知ってましたが、ぬか漬けが結構キーアイテムとして出てくるそう。今回参加の生徒さんから伺いました。
(これからオンデマンドでチェックします!)

その中でも「毎日混ぜないと、ぬか臭くなる」と言っていたそうですが、
要はいい発酵したぬかどこを作るということ。その理由が解れば<混ぜる>ことにこだわり過ぎなくてもいいです。その発酵を促す、乳酸菌。これはわりとどこにでもあって、人の皮膚にも常在菌としてあり、女性は乳酸菌が多いそうです。

うま〜く野菜とぬかの発酵を促す。さあ、どんなぬかどこが出来るか楽しみですね。

その出来たぬか漬けもただちょっぴりつまむだけでなく、普段の料理にもっと使いたい。
減塩が気になるという方も塩気も自分で調整可能で、その仕方もお伝えしました。
植物性の乳酸菌は、生きて腸に届くと言われていますから、お腹の調子を整えてくれますから。

ぬかどこライフはじめましょう!。
マイぬかどこを育てて、楽しみましょう!

私もこれからの仕事のイメージが、ぶわっと広がって、発酵してしまいました。
(異常発酵しないようにしなければ・・・。)



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