最近、陰陽がブログやメール、思考など、そこかしこに出ています。
マクロビオティックはこの二つのエネルギーを通して、
食べ物や、調理法、モノ、行動パターン、人、環境を捉えています。
この二つのエネルギーの間に、中庸というエネルギーがあり、
陰でもない、陽でもない。
陰でもあり、陽でもある。
ようは、
真ん中のエネルギー。
人を見ると、
あの人は陰性だから、
あの人は陽性だから、と時として区分けしてしまいます。
でも、どちらか一方のエネルギーだけの人はいません。
ワタシも以前、マクロビオティック関係の商店の人が出店しているマーケットで
「あなたは陰性だから、本当はバナナはすすめたくないんだよね」
なんてことを言われました。
背が高く、髪の毛を伸ばし、陰性の影響での肌トラブルもあり、目、口が大きめなので、
そう言われたのかもしれません。
しかし、背が高くても、手足はぎゅっと小さめだし、筋肉質、
髪の毛はあえてバランスを取ろうと長くしていた意識もあり、
陰性の肌トラブルの裏には、ストレス(陽性)や腸、腎臓の不調もありましたから、
お砂糖(陰性)の影響だけとは言えない。
逆に、陰性特有の肌の白さとか、ふっくらとした体型、冷えもそう感じません。
陰性だからダメ、
陽性だからダメ
ということはない。
どちらかの性質が大きくても、
それだけということはないのです。
陰性が強くても、陽性が強くても、
それはそれで、いいじゃないですか?。
それは、その人の個性になるんですから。
それが行き過ぎて、身体の不調に現れたらその時が、変わり時。
「マクロビオティックを厳格にやると、陰陽どちらかに傾きやすい」
そう言う人もいます。
厳格ってなんですか?。
昔の、やり方、教えをそのまま、ただ闇雲に、
自分の身体と相談せず、行っているだけのこと。
マクロビオティックって宗教じゃないですから。
教祖の言う通りになにかを盲目的に信じることじゃないですから。
ワタシが習った<クシアカデミー>では
理論を知った上で、自分が実践して試し、修得することに重きを置いています。
だから、盲信することはないし、厳格という形にもならない。
もちろんその人、その人にもよりますが。
正解は、自分の中にある。基準を自分の中におく。
ワタシがいま一番避けているのは、極端な陰性、陽性。
つまり、
合成添加物、人工着色料、保存料、安定剤、化学物質、化学薬品、加工調味料、加工食品、安い揚げ油、白砂糖、人工甘味料、輸入野菜や果物、肉製品、魚卵、固いチーズ、乳製品
といったところ。
それ以外は季節の物を中心に食べるようにする。
そうすると、あまり制限せずに、厳格にならずに、
自ずと、国産の質のいい食べ物を選ぶようになりますから。
自ずと、日本の食へ目がいくようになります。
世界遺産登録される<日本食>。
陰陽を意識してみると、
身近な日本食を見直すきっかけになると思います。
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