2013/10/30

陰でも陽でも


最近、陰陽がブログやメール、思考など、そこかしこに出ています。
マクロビオティックはこの二つのエネルギーを通して、
食べ物や、調理法、モノ、行動パターン、人、環境を捉えています。

この二つのエネルギーの間に、中庸というエネルギーがあり、
陰でもない、陽でもない。
陰でもあり、陽でもある。
ようは、
真ん中のエネルギー。

人を見ると、
あの人は陰性だから、
あの人は陽性だから、と時として区分けしてしまいます。
でも、どちらか一方のエネルギーだけの人はいません。

ワタシも以前、マクロビオティック関係の商店の人が出店しているマーケットで
「あなたは陰性だから、本当はバナナはすすめたくないんだよね」
なんてことを言われました。
背が高く、髪の毛を伸ばし、陰性の影響での肌トラブルもあり、目、口が大きめなので、
そう言われたのかもしれません。

しかし、背が高くても、手足はぎゅっと小さめだし、筋肉質、
髪の毛はあえてバランスを取ろうと長くしていた意識もあり、
陰性の肌トラブルの裏には、ストレス(陽性)や腸、腎臓の不調もありましたから、
お砂糖(陰性)の影響だけとは言えない。
逆に、陰性特有の肌の白さとか、ふっくらとした体型、冷えもそう感じません。

陰性だからダメ、
陽性だからダメ
ということはない。

どちらかの性質が大きくても、
それだけということはないのです。

陰性が強くても、陽性が強くても、
それはそれで、いいじゃないですか?。
それは、その人の個性になるんですから。
それが行き過ぎて、身体の不調に現れたらその時が、変わり時。

「マクロビオティックを厳格にやると、陰陽どちらかに傾きやすい」
そう言う人もいます。

厳格ってなんですか?。
昔の、やり方、教えをそのまま、ただ闇雲に、
自分の身体と相談せず、行っているだけのこと。
マクロビオティックって宗教じゃないですから。
教祖の言う通りになにかを盲目的に信じることじゃないですから。

ワタシが習った<クシアカデミー>では
理論を知った上で、自分が実践して試し、修得することに重きを置いています。
だから、盲信することはないし、厳格という形にもならない。
もちろんその人、その人にもよりますが。

正解は、自分の中にある。基準を自分の中におく。
ワタシがいま一番避けているのは、極端な陰性、陽性。
つまり、
合成添加物、人工着色料、保存料、安定剤、化学物質、化学薬品、加工調味料、加工食品、安い揚げ油、白砂糖、人工甘味料、輸入野菜や果物、肉製品、魚卵、固いチーズ、乳製品
といったところ。

それ以外は季節の物を中心に食べるようにする。
そうすると、あまり制限せずに、厳格にならずに、
自ずと、国産の質のいい食べ物を選ぶようになりますから。
自ずと、日本の食へ目がいくようになります。

世界遺産登録される<日本食>。
陰陽を意識してみると、
身近な日本食を見直すきっかけになると思います。







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