米粉とアーモンドのケーキ |
早いもので、もうスーパーには栗もでています。食の嗜好は、夏の物から確実に変わってきていますね。カボチャ、キャベツ、人参、かぶ、などの野菜、ホッコリとした甘いものを求める季節でもあります。
すこし甘いもの欲しい欲求が涌いてきて、ソワソワしていたら、なにやらご近所から、バームクーヘンいただいたりして引き寄せてしまいました。久しぶりにいただいてみましたバウム。
ならば、材料が残っているうちにと、米粉のケーキを試作して、カットしたのを冷凍実験しているのでそれを、経過観察!ということで、解凍してちょっぴりつまんだりしています。少しだけならいいよね。
この間、ある方とお話していて
「ついつい甘いもの欲しくなって、ケーキとかホールを一度に食べてしまっていた事がある」
その昔にもどりそうだ・・・と仰っていました。
組織に属して仕事をしていると、職場の環境、時間の不規則さ、ハードワーク、人間関係のストレス、それだけでエネルギーを使います。甘い物はエネルギーを急速に補給する事が出来ます。
そういえば、ワタシのかつての恩師、この方も仕事が終って家に帰ると、「クッキー一袋食べきっちゃって〜止まらなくって〜」と言う<食べすぎた>お話をよくしていました。
仕事中は食事も摂れない時があるそうです。少し途中でなにか口にすればいいのにとアドバイスする人もいました。ワタシも少しでもなにかつまむ方でその方が、仕事も進むタイプ。
このかたの場合、女性で、フリーランスで、緊張の現場で仕事をしている方です。
仕事が終わって気が緩み、とにかくエネルギー補給。甘い物、カリッとする食感が心地いいクッキーは陰性のエネルギーをもたらし、リラックスするのでしょう。でも「食べ過ぎた」、「体重増えちゃう〜」と後悔する。
このお二人ワタシから見て共通項があり、解決方法を探してみたいと思います。
マクロビオティックの観点では
・ストレス、忙しい、=陽、を 甘いもの、リラックス=陰、でバランスを取っている。
これは自然に身体が求めることでもあります。
・共に陰陽五行で、八白土星の土のエネルギーをもつ方々。
八白土星は自然で表すと。山のエネルギー。雄大でありながら、地下にマグマを持つため、常にどこか揺れるところがある。足下の怪我などもしやすい。楽天的なところもある分、周りへ意識が向き、気働きが過ぎてしまうタイプ。
まわりに意識が向く分、ネガティブエネルギーを吸収しやすいエンパスタイプ。
(緊張感、イライラ、不満、愚痴などの周りのネガティブエネルギーを受けて止めてしまい、自分が活動する以外のエネルギーを消耗している。)
・<土=甘さ味覚>を支配する。甘みを得ることで、安心感・安定感を得られる。
・食べることが好き。目新しい流行したものへの意識も向く。
そうした気質があるようです。基本食べることが好きな星回り。
じゃあ、食べるのをどうしたらいいのか?。
どんなに「意識=頭、言葉」ではダイエットしようと決めても、
疲れたり、イライラしたり、ストレスを感じたりと「無意識=身体の反応、感覚」があると、食べ過ぎたり、どか食いしてしまうのです。
どんなに「意識(頭、言語)」で決めたとしても、「無意識(身体、感覚)」の方が力があるため、「意識(頭、言語)」で押さえ込もうとしても無理ということ。この「無意識(身体、感覚)」は人間の本能的な部分、「危険があったらなんとか生き延びようという本能」に繋がっていて「安心、安全」を確保しようとします。
人は「意識(頭、言葉)」では「食べてはいけない」と思っても、食べるという行動は、「無意識(身体、感覚)」の「安心を確保する反応」ですから「ついつい食べてしまう」まうものなのです。
ならば、
無意識=身体=感覚であるので、
食べること以外の身体感覚で「ホッとすること=安心・安全」を確保すればいいのです。
例えば、
癒される音楽を聴く。
マッサージを受ける。
お風呂に入る。
泳ぐ、ヨガをするなど身体をリラックスさせることをする。
好きな花を買って香りを楽しむ。
お香を焚く。
映画を見る。
といった
自分が癒される=「安心安全を確保できること」をすればいい。
それでもナニか食べたい時は、
・一緒にコーヒーや紅茶などをストレートで飲む。
それも今までの倍量。飲料物を多く摂って、お腹の満腹感を早めてしまうこと。
・小分けにして、お皿に盛って食べる。
食べ過ぎてしまう方の傾向で、袋らじかに食べて、その量が解らずに
食べていることが 多いです。
・他に甘みを感じるものでカロリーの少ないものを食べる。
焼いたさつま芋、蒸したカボチャ等はは少量でもすぐに満腹感が来るし、和菓子は洋菓子のように油脂が多くないので、和菓子を食べる。串団子をどど〜んと10本買ってしまうとか。
これも飲料物と合わせて食べる。
・八白土星さんは<甘みのエネルギー>に支配されているので、
カボチャ、キャベツ、玉ねぎ、人参、かぶ、白菜などの野菜を摂る。
こうした野菜をざく切りにして、お出汁、少量の塩と煮てスープにしていただけば
甘みも取れて、しかも簡単な夕食の一品にもなりますね。
マクロビオティックと最近学んでいるNLPをあわせて考えてみました。
<我慢の伴う決断>=「無理に食べないようにする」だけでは、
食べ過ぎは解決しません。食欲は元々人間が本来持つ、生命維持の本能ですし。
その人の九星で、エネルギーチャージできる食べ物、ついつい食べてしまうものってあるのです。よく、激辛好きの人は九紫火星かもしれないし、ちなみに六白金星のワタクシ、ぴりっとした辛味の生姜、大根は、お豆腐系のがんも、揚げなど油物には常に添えていますし、疲れるとご飯粒=お米もついモリモリたべて安心します。
食べることはネガティブなことではありません。
食べることは本来、幸せになること。
でもその食べ方で、心も身体もマイナスな状態になるとしたら、
それは、悲しいことじゃないですか。
時には、食べ過ぎてもいいんです。あ〜食べたぁ!と心から満足すれば。
食欲の秋です。美味しい秋を楽しみましょうよ。
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