2014/11/26

お肉にまつわる認証バイアス


昨日もそうですが、
このところ、お肉がらみの記事をアップしています。

ワタシ自身もフラフラ事件の後、定期的に食べています。


そもそも、お肉はどんな存在だろうか?

・マクロビオティックでは
お肉は極陽性の食べ物で、避けたほうがいいといわれます。


・アンドリューワイル博士の『癒す力、治る心』
の中でも?(他の本だったらゴメン)「お肉は食べないほうがいい」


と書かれていたし、


・◯◯ばあちゃんは
『長生きしたけりゃ肉はたべるな』
と唱っているし、


・スピリチュアル系な人の中では、
お肉は波動が粗く、動物が屠殺される時に恐怖を感じているから
食べることで、そのエネルギーの影響がある。

とか、

・牛や豚は飼育していると、げっぷや糞からメタンガスが
発生してそれが地球温暖化になる。環境負荷がかかる動物。


・牛肉を1キロを得るのに、10キロの穀物が必要で、
食糧不足問題、飢餓問題を考えたら、肉食をやめたほうがいい。

とか、

もう様々な言われようだなぁ。
ワタシもずっと、そう思い込んでいました。

お肉=悪

そのものみたいに。

でも、本当にそうなのだろうか。

もちろん、その人工的に飼育されたり、人の満足感のために育てられて
屠殺されて、無機的に扱われている問題もあると思います。

でも中には、本当に愛情をかけて育てて出荷している
畜産家の方もいるわけです。

お肉が健康に悪いというのなら、お肉を食べている人は短命ということになるけど

92歳の日野原重明先生は、定期的に今もステーキを召し上がっていて
講演活動やピアノを引いたりと元気に過ごされている。

元々の体質が丈夫だからでしょ?思いきや、
10歳と20歳の時に大きな大病をなさっている。

他にも、90代の俳優さんが今でもお肉を食べていて、
元気に溌剌としている姿をTVの番組で紹介していたのをみました。



「波動が粗いから食べないほうがいい」「ワタシはお肉食べないので」
というのも、牛にとってしてみれば、失礼な話。

波動が粗かろうと、恐怖のエネルギーがあろうと、
それが目の前に出されたら、美味しく食べてあげることで、
いいエネルギーに転換されるはずだし、牛や豚も成仏するというものだ。


動物のメタンガスが問題なら、人間もおならをすれば
環境負荷になるのか?ということになるし、

温暖化の原因はなにも畜産動物だけの問題じゃないし、

そもそも二炭化酸素などの大気汚染が、オゾン層を破壊しているのではなく、
太陽の放射エネルギーが強くなった影響もある。とも言われている。

飢餓問題も畜産をやめる以前に、廃棄食糧を減らすことも出来るし
今はスーパーの残飯を加工して牛や豚の流動食糧にしているところもある。



私たちは普段、
食べたいもの、健康にいいもの、食べるべきもの、食べないほうがいいもの。
そうして日々食べるものを決めている。

その手がかりとして、カロリーや成分、様々な情報から判断しますが、

その情報は、受け取った本人にとっては真実のようで、

他の一面から見れば、真実ではない場合がある。


表の真実には、裏の事実もある。



人は今までの経験や体験で得た知識をもとに、ものごとに
先入観・思い込みをもってしまう。


自分にとって好ましい情報以外をシャットアウトしてしまうことで、
最初の先入観を強化してしまう。

これを心理学で認証バイアスといいます。

ワタシはこの間のフラフラ事件で、お肉を食べることに
対する先入観ががらりと変わってしまいました。


人は健康であれば、自分の身体にいいと思うものを選ぶ力がある。
といいます。

その健康は病気の有る無しに関わらず、
精神的な健康、身体の声を感じる健全さ、そういうものだと思います。

自分身体の声を聞いていますか?。