お彼岸もすぎて、すっかり秋ですね。
今年は行こうと思っていた巾着田も、彼岸花の開花が早かったですね。
実は、先週のブログをアップした後、木、金、土と
フラフラ、へろへろでした。
熱があるわけでもないし、どこかからだが痛いわけでもない。
朝おきあがると、頭がふら〜っとして、まっすぐ立っていられない。
目は回ってはいなかったのですが、なんんとも気持ちの悪い状態。
頭痛がするわけでもないし、
眼が見えないわけでもないし、
しびれが身体にあるわけでもない、
言葉がでにくいなどもない、
脳梗塞の前兆症状のようなものはありませんでした。
思い当たるのは、
実は細胞代謝に不可欠な成分を補うのに、
ある成分の錠剤飲み始めて4日目だったということ。
過剰に摂取はしていなかったのですが、その成分の過剰による、
鉄欠乏性貧血を起こしたんだと思います。
鉄分不足というのは、今まであまり意識した事がありませんでした。
しかし、女性は毎月の整理で、多量の出血をするため、
隠れ鉄欠乏に陥っている人が多いそうです。
鉄分は、赤血球に含まれるヘモグロビンの成分。
ヘモグロビンは体内の様々な組織に酸素を運ぶ働きがあり、
鉄分が不足すると、ヘモグロビン不足となってしまいます。
全身の筋肉に酸素が不足すれば、だるさ、肩こり、疲れやすい
脳が酸素不足になれば、めまい、失神、たちくらみ
心臓に酸素が不足すれば、息切れ、動悸、胸痛
などの症状がある。
ホルモン生成、神経伝達物質の生成、細胞の活性、免疫力の活性など
身体の様々な維持に働いているため、
うつ、
睡眠障害、
肌荒れ、
免疫力の低下、
疲れやすい、
生理不順、
黄体ホルモンの分泌が低下する、
白血球の生成にも影響し免疫力の低下、
胃の粘膜細胞が増えず食べ物が飲み込めない、
足にムズムズと虫がはっているような感覚、
氷をガリガリと食べたくなる、
土や食品でないものを食べたくなる異食症、
爪の変形(巻き爪、スプーン爪、二枚爪など)、
など
実は<鉄分不足>で起りやすい症状なのだとか。
えっ?、こんなことも?という驚きがありましたし、
普段、意識して摂っていたか?といったら、NO!です。
今回症状に気づいて、
最初に摂ったのが、黒いすりごま、常備菜のヒジキ煮。
でも改善はありませんでした。
次に摂ったのが鰹のお刺身。
大根をスライスして、ニンニクをカリッと焼いて、紫蘇を添えて。
食べた直後は、お〜っと、頭がすっきりと改善しましたが、
翌朝は戻ってしまいました。
そして翌日に摂ったのが、牛の赤身肉。
ココナッツオイルで焼いて、トマトピューレと醤油、みりんでタレを作り、
絡めて昼ご飯の丼にしました。フラフラしながら料理しましたよ〜。
ですが、
これを食べた後はしばらくしてすぐ、ふらつきが無くなりました。
頭も普通に上げられるようになりました。
夜も、同じお肉で塩焼きにして食べました。
鉄分のおおい食品を探してみると、
ヘム鉄を含む食品:
豚レバー、鶏レバー、牛レバー、牛ひれ肉、牛もも肉、アサリの水煮、
いわし、マグロ、鰹、牡蠣、しじみ
鰹、牡蠣、しじみ、あさりはたまに食べますが、
赤身の動物性食品は、陽性のつよい食品で避けがちでした。
他には、
非ヘム鉄を含む食品:
小松菜、ほうれん草、枝豆、空豆、切り干し大根、干しひじき、
青のり、干しそば、豆乳、生あげ、鶏卵、ごま、
こちらは、日常的に食べているものもありますが、
この非ヘム鉄はビタミンCと一緒に摂って酸化還元しないと吸収率が低いそうです。
小松菜や法蓮草は、ビタミンCもあわせて含まれているので、鉄分補給しやすいかも。
今回は、今まで避けがちだった、
赤身の動物性食品の鉄分、ミネラルを見直すきっかけになりました。
今までももちろん、お肉、赤身の魚は、悪いものではないと
頭では思っていましたし、否定はしていなかったつもりです。
でも、体感的に、真の意味で、そう思っていたか?
といえば、NOです。理屈で考えていただけ。
もちろん、常食することはないですが、薬食いとして
「ときどきお肉も魚も必要に応じて食べる」という方向に
シフトしていこうと思っています。
陽性がつよいから、身体に負担がかかるから
赤身の動物性、鉄分、ミネラルの摂り過ぎは良くない。
この幻想が、バラバラバラ〜っと壊れました。はい。
健康的で、イキイキハツラツ、美しく!、あるために、
女子には、赤い色の食品が必要!。
・エイジング化粧品で注目のアスタキサンチンは、
シャケやえびに含まれる、抗酸化力がある赤い色の成分。
・トマトのリコピンも抗酸化成分。
・赤身の動物性食品、
たんぱく質だけでなく、身体を維持する微量元素を含んでいます。
環境の変化も大きいですが、ワタシ自身も
今年に入って、食べ物に対する意識も少し変わってきつつあります。
そうした変化で、身体も肌も精神もいたって快適になれる状態になっているし、
陰陽やマクロビオティック以外での調整法も分かってきました。
でも、
日本人には日本の食べ物が必要。食べることが基本。
というスタンスは変わらないです。
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