2011/10/11

えごま


国産えごま(白)/100g

























9月の【餅米の丸いおやつ】講習会では、黒ごまと合わせて、<えごま>を使う。
ごまよりも大きな粒粒で、ごまの一種かとおもいきや、シソ科の植物です。
ギザギザのある、シソよりも大きな葉が<えごまの葉>としても売られています。
香りがシソほど強くなく、ピリ辛の薬味しょう油につけて漬け物にしたりします。
粒も、ごまと違ったさわやかな風味が特徴。
主な産地は東北地方で、じゅうねんとも言われ、
うどんやソバの薬味、じゅうねん味噌、
じゅうねん餅、まんじゅう、和え物など、
様々に使われているようです。

白と黒の種類があり、今回黒が品切れということで、白えごまを購入。
黒ごまと合わせて、ごま和えごろもを作るのが好きなので、
おはぎもこの組み合わせでやってみたのです。
黒ではなかったけど、白えごまでもよかった。
ちょうどそれぞれが存在感のある仕上がりになりました。

原産地は、岩手県、青森県産。
栄養成分は、タンパク質、食物繊維、ビタミンA、B1、B2、E、
カリウム、カルシウム、マグネシウム、ナイアシン、鉄分、
αーリノレン酸を含むが豊富。

よく神社の露天で出てる、七味唐辛子やさんは
好みの香辛料やスパイスを入れて調合してくれますが、
えごまも入っていたような気がします。
ほのかに香るあの香りは、いいアクセントになる。

あまりお目にかかれない存在の<えごま>ですが、
どこかで見かけたら一度手に取ってみてください。