石垣牛のお店:CORNER`S GRILLランチプレート |
最近お肉が見直されていますね。
先日も『所さんのニッポンの出番』をチラ見していたら、
ニッポンの和牛が
なぜこんなに高いのか、
和牛の特徴はなんなのか、
美味しさの秘密はなにか?、
などを外国人女性がレポートしていました。
そもそも日本には、
明治時代以前は牛肉を食べる文化があまり無かった。
といわれていますが、
大名など一部の階級の人たちは、<薬食い>と言って
食べる習慣があったとされています。
彦根藩の井意家に水戸藩の徳川斉昭が<その薬>
を所望して断られた事が、桜田門外の変の
遠因になっているとか、いないとか?。
日本ではそもそも牛は、
平安時代の牛車とか
畑を耕す農耕牛として、
日常生活をともにする存在だったのが、
開国とともに外国人が<肉食>を求めたことから、
それまで農耕に使われていた但馬牛を食べた所、
ちょうどいい脂の入りかた=刺しがはいって、
旨味のある<和牛>を食べるという文化が発展してきた。
赤身と脂身とが離れている外国産の牛肉に比べて、
適度に脂身と赤身が混じり合った和牛。
その脂身と赤身の間には、アラキドン酸が含まれていますが、
脳細胞の膜の成分の14%はアラキドン酸で構成されているため、
認知症予防や元気の源とされています。
また、
このアラキドン酸は<幸せを感じる>幸福物質である
アナンダマイトを作るため、
牛肉を食べると幸せな気持ちになるというのです。
マクロビアンの方やヴィーガンを実践している方は、
牛の体温は人間の体温より高いので、
<牛肉の脂を人が食べると固まりやすい>
とか、
言われますが、
飽和脂肪酸である牛の脂肪は、
バターやココナッツオイル、などと同じく
オメガ3脂肪酸とオメガ9脂肪酸を含む
安定的な脂と言われる。
もちろん、
量の問題もあると思いますし、
同じ牛の脂でも、乳の脂になった場合、
合う合わないは、あるのかなと思います。
ワタシの場合、
牛脂は特に問題ないですが、
以前は大好きだったのですが、
バターは合わないなぁと感じています。
それも人それぞれなので、
自分はなにが合うか合わないかを
観察するの必要があります。
それに、
どんなにいいものでも、
ただ、食べ過ぎればいいという物ではなく、
牛肉も一日の摂取量の目安は70gで、
継続的に食べるのが理想なのだとか。
お肉を食べないことを選択している
。
ある食事の仕方を理想として決めている。
思想として生き物を殺生するのがよくない。
など意見もある事でしょうけど、
そもそも
食べるということは、
人が生きるという事は、
誰かのおかげで生きていることだし、
また、
誰かのために、働くために、生きている
ものだと思うのです。
それには、
食べるという<欲>もあっていいし、
生きたいという<欲>があってもいい。
番組の中で登場していた、
94歳のピアニストの日本人の女性は、
お肉を食べて、
コンサートの練習を一日数時間こなしても元気で、
そして人に音楽の癒しや喜びを提供している。
素敵な事じゃないですか?
思想をもって食べるのも大事な事ですが、
制限する事を少し緩めて、
視点を広げてみてください。
そうすることで、
より大きな視点で捉えることが出来て、
今の思想がより豊かな、あなたらしいものに
なる気がするのです。
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