2015/09/10

食べ物で解消できない心の問題がある



台風18号の影響で、
北関東や各地で河川の氾濫、道路の冠水、土砂崩れなど
様々な影響が出ていますね。

もちろん、ニュースは
一部の情報を切り取って伝えていますから、
被害のほとんど無い所もあるのです。

しかし、くり返しこうした映像や、音声を聞いていると
人の感情に不安や恐れを植え付けてしまうものです。

人の脳というのは、
それほど五感からの情報をダイレクトに受け止めてしまうので
あまりに。


東洋医学の考えも取り入れているマクロビオティックでは、
感情は臓器が司っていると言われる事から、

腎臓や膀胱に不調があるとき、
恐怖や、臆病、内気、引っ込み思案、躊躇、ためらい、
優柔不断、決断できない、ぼうっとしている、偏執狂

等の
精神的、心理的な病が現れやすく、
心身の活力が低下してしまう。

といわれる。

けれど、
腎臓や膀胱の状態を改善するために、
それに対応した食べ物
(乾物、昆布やひじき、黒ごま、高野豆腐

を食べても、

なんだか不安感が抜けない。
ついつい漠然といろいろな事が不安になる。
なにをしようとしても、躊躇してしまう。
なにかをやろうとしても、決断できない。

ということはあるものです。

もちろん、食べ物は臓器の調子を整えるとう
身体的なアプローチで考えますが、

そうした心理的な悩みというのは、
食べ物だけが問題ではないのです。

その問題を解決しない限りは、
どんなに食べ物を変えたとしても
心理的な悩みは解決しないのです。

例えば、
その不安や恐れ、ためらいなどの心理は、

小さいときになにかしら親御さんに
「ちゃんと前を見て歩かないと、車にはねられるでしょ」
といわれ続けて、出来た
<注意をしないと危険だ>というビリーフかもしれませんし、

わ〜っと楽しい気分で自転車に乗っていて
道路のコンクリートに引っかかって転倒してしまった体験で
<楽しい気分でやると危ない>というビリーフの影響かもしれません。

人は小さいときに、何かしらの経験をして
成長して行くものですが、
その過程で、親や学校、周りの大人、その時の体験などで
心の中に<ビリーフ>が生じるのです。


そうしたビリーフは
心のありようだけでなく、あなたの行動や、あなたの体調にも
少なからず、影響を与えます。


もしあなたが、食べ物で、
体調や心理的な改善をしようとして、

入ってきた様々な情報があり、

そしてそれを実践してみても、
なにか、望ましい方向にならない時、

さらにどんどんと情報を入れて、
インプット過多になっても、
あなたの不調は改善される事はありません。

食べ物だけが、
あなたを構成する要素ではないと知ってください。

食べ物では、
心を穏やかにする事、臓器を調整する事は出来ても、
ビリーフまでは改善できないのです。

それは、体験で出来たモノだからです。

もう、
食べ物で悩まないでください。

もう、
食べる行動を楽しんで下さい。

そして、
心の中のあなたに気づいてください。

その心の中のあなたに気づいた時、
それが変わるキッカケになるはずです。


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