2015/08/25
もう古い塩のイメージを捨てませんか?。
マクロビオティックを実践している方は、
もう知っていますよね?。
戦後の占領下で、塩の専売公社が作られ、
そこではイオン交換膜法という
電気分解された精製塩が扱われていた事。
そのミネラル分の無い精製された塩が
高血圧や心筋梗塞の原因とされている事を。
その塩の専売制が1997年に廃止され、
今では各地で、昔ながらの製法の塩がある。
日本では海水を上手く使った様々な塩が
古くから作られていた。
縄文時代には、<藻塩焼き>という
海水を付着させた海藻を灰にして、海水で溶いて
土器で煮詰めて作る製法がすでにあったといいます。
鎌倉時代には、海水を撒いて干し塩分を付着させた
浜の砂に海水を流して塩分濃度を高めて窯で炊く
<塩浜>という製法があった。
(今朝ドラの舞台になっている能登で行われてる製法)
江戸時代には、
さらに効率よく進化させた製法として、瀬戸内海周辺で
<塩田>による製法が盛んになり、
元々塩作りは、手間も労力もかかる、自然任せの
作業のようです。
そうした手間をかけ、自然を読むことで、
ミネラル分たっぷりの塩が出来るわけです。
ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄などの
ミネラル分は、元々私たち人間の身体にある物だけれど、
今は、本来は必要なミネラル分は、
野菜から摂るのことも充分ではないし、
まして加工食品を利用することが多い人は更に少ない状態
ですものね。
動脈硬貨や血管のつまりも、コレステロールや塩分の摂り過ぎが
原因と言われてきたけれど、
毛細血管の炎症が起りそれが原因で起るとも言われてきています。
(分子整合栄養医学の講習会では・・・)
となると、普段なにか身体に問題がなければ、
必要以上に塩を控えることはないんだと感じています。
なんとな〜く控えなきゃと、
イメージで悪者扱いになっている<塩>ですが、
必要な物なのだなと
改めて感じるこのごろです。
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