2015/08/23
今の季節にどんな陰性をとってますか?
暑さもだいぶ和らいで、
多少成りとも過ごしやすくなってきました。
盛夏のころは、
太陽の暑い日差しという<陽>の力が強いので、
植物や野菜は、
水分を溜め込み、膨張して<陰>の力を蓄えて
太陽の力から身を守ろうとします。
私たち人間も同じこと。
冬に比べて水分を多く摂り、水分の多い野菜や果物を摂って
身体のバランスを取ります。
マクロビオティックでいうところの、
<いい陰性をとる>ということ。
しかし、この
<いい陰性>ってなんなのでしょうか?。
酸味、苦みのある食べ物?、
[ぬか漬け、漬け物、サワークラウト、たくあん、べったら漬け]
上昇力のある葉もの野菜?、
[小松菜、水菜、春菊、クレソン、青梗菜、青ネギ、もやし]
上昇力のある穀物?、
そうめん、むぎちゃ、お麩、オートミール
水気の多い野菜や食べ物、果物?、
レタス、きゅうり、豆腐、もも、すいか、なし、ぶどう、びわ、
膨張した大きい豆?、
[シロインゲン豆、金時豆など]
などが考えられますが、
陰性のなかでも、熱帯性の食品である、
なす、とまと、じゃがいも、ぴーまん、さつまいも、ほうれんそう、
オクラ、にがうり、アスパラガス、アボガド、バナナ、マンゴー、
ココナッツ、キウイ、タピオカ、グアバ、ナドナドは、
【避ける、またはなるべく避ける陰性食品】
といわれていました。(10年前のことだけど)
まあこのあたりは、
マクロビオティックを実践している方も
解釈の緩い所で使っているかたもいますよね。
しかし、<いい陰性>を摂る必要性を分かっていても、
人によっては抵抗感があるように感じていますが、どうですか?。
女性は、冷えやむくみを気にして、
ある人は、アトピーや炎症性の症状を気にして
いるかもしれません。
その一方で、
メープルを使ったグラノーラ、
豆腐で作るチーズケーキ、
小麦粉を使ったケーキ、
甘酒を凍らせたジェラート、
といった、
マクロ対応のスイーツは
大、大、大好きな方がおおいです。
本来これらも
暑さで熱の籠りやすい身体をゆるめて
冷ますものですが、
これらが<いい陰性>とい訳ではないです。
夏野菜、夏の果物をきちんと
たっぷりと摂る。
これらの野菜や果物は、
水分と糖質を多く含みながら、
電解質も含むので、水分が細胞へ浸透するときに
元々人が持つ電気を使わないので、
疲れにくいそうです。
ことに、江戸時代から比べたら
(って生きてないからわからないけど)
熱帯雨林のような気候になっている
昨今の日本にあわせたら、
トマト、なす、じゃがいも、ピーマン、オクラ、ニガウリ、
ほうれん草、アスパラガス、など熱帯原産でも
今は国内でつくられている野菜を
【避ける陰性】にするのはナンセンスです。
人によって、身体に必要な物は違うし、
ことによっては
【季節の旬の野菜を食べること】が、
身体にはいいと感じています。
この時期いい陰性の野菜が豊富です。
しっかりとそうした野菜をたべると、
身体の熱コントロールだけでなく、
甘い物が食べた〜いという欲求が抑えられますよ。
(マクロ対応のスイーツより、
生の旬の陰性のエネルギーにはかないません)
あたなに必要な陰性の食べ物は、
刻々と変わってきています。
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