2011/12/23

冬至に柚子を




















一年のうちで、最も昼間の時間が短いとされる冬至。The winter soltsice.

ここ日本では、冬至カボチャを食べ、柚子湯に入ることで、
コレから本格的に寒くなる冬に備える。

今年も、我が家は柚子茶を作りました。柚子と言えば本場の高知県から
有機無農薬の柚子をみつけて取り寄せました。
無農薬の柚子は皮に、黒いはんてんがあったり、みかけ、ごついのですが、
香りは、却ってふくよかさがあります。

柚子茶は種とヘタをとって、
糖類とあわせて、漬け込んだ、韓国の冬のお茶。
数年前から、ためしに作ったことから始まり、我が家の毎年の定番と成りました。
ゆずの効果を調べてみると、本当に、冬にぴったりの、いい効能が沢山あります。

<柚子の効能>
◎ビタミン、ミネラルが豊富。
その多くは実より皮に多くの栄養成分が含まれています。
ビタミンC、クエン酸、(ビタミンCはレモンの3倍、温州みかんの5倍)、
ビタミンE、ビタミンB1、B2、B6、カロチン、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、
鉄分、カリウム、カルシウムも含まれる。
風邪の予防、胃腸の消化を助け、風邪の引き始めに体を温めてサポートしてくれます。
ビタミンCは肌のコラーゲン生成に必要な成分なので、美肌効果も期待できますね。
葉酸は(流産を予防することから)妊娠初期の妊婦さんにすすめられる栄養素の一つ。

◎柚子の強い酸味は有機酸類(クエン酸、酒石酸、リンゴ酸)。
働きとしては疲労回復、肩こり、筋肉痛予防、胃液の分泌を助け胸焼けや胃痛を緩和する。
肝臓の働きを助ける

◎種の周りにあるぬるぬる成分、ペクチン。
血圧上昇の予防、コレステロールの調整、毛細血管の働きをよくして小じわ、シミ、
そばかすを防ぐ働きがある。
クエン酸やビタミン類との相乗効果で、リウマチ、関節炎などの腫れや痛みを緩和する。
腰痛、ひざ痛、神経痛等の炎症性の痛みに作用する。便秘、下痢の予防にも。

◎リモネン、ノミニン、シトラールという香り成分
血液循環の促進、喉の炎症や咳を緩和する、皮膚がんの抑制効果、毛細血管を刺激して
血行をよくすることから、新陳代謝も活発にしたり、体を温め、免疫力をアップします。
重ねて、疲労回復や筋肉痛、神経痛、リュウマチなどの痛みを緩和する働きにつながります。
→抗腫瘍作用、鎮痛作用、抗炎症作用、殺菌作用。

リモネンは皮膚に膜を作って肌の水分が逃げないようにする。

○リモノイド(苦み成分)
発ガン抑制効果、悪玉コレステロール抑制効果、

○ヘスペリジン(皮の成分)
毛細血管を丈夫にすることから、脳血管障害による病気の予防と治療に効果がある
○他にカルシウム、必須アミノ酸も含まれている。

今日は、柚子湯に入ってあたたまらなきゃ。
柚子茶は、サンプルで先に作ったのを、時々頂いています。
飲むと、ほっとする。そして家族にも、ビタミン補給!と言って飲ませてます。