さあ!、いよいよ巾着田へまいります。
彼岸花、曼珠沙華は9月の彼岸の頃、道ばたに2〜3本咲いている。
今年は9月に入っても暑い日がつづいたため、開花も遅かったようです。
アリサンカフェを出て、標識の案内にそって、住宅の間を通っていくと
かかしと稲の穂の実る田んぼが見え、高麗川沿いに出てきます。
高麗川沿いを歩いていると、土手に一面曼珠沙華が咲き、赤い絨毯が広がっていきます。
川の流れを楽しみながら、しばらく歩くと更に赤い稜線のような風景が!。
巾着田公園の入り口で、入場料200円を払って中に入ると、
中に入ると、一面、赤、赤、赤の曼珠沙華が本当に絨毯のようです。
前日の台風で倒れた所もありましたが、歩いても歩いても、広がる赤い色に
花のパワーをもらえるようです。写真で見たのでは分からない、すごさがありました。
「これは、すごい!」を何度口にしたことか。
赤い色は本来、血液の色であり、生命力、活力、暖かさ、情熱を表す色。
食べ物や、日々の生活の中の火、火山のマグマの色でもあります。
人は、色を皮膚で感じ取るといいますし、カラーセラピー等でも食欲を増す色、
元気を与える色ともされています。
今年に入って、赤を選ぶことが個人的に多かったのもあり、
TaberukotoのCIカラーに赤を取り入れました。
食べるものに関わる仕事ですし、自分自身も火の星座、牡羊座なので<赤>かなと。
巾着田公園をしばらく歩き、一旦出てふれあい広場で開催していた【巾着田祭り】を見ることにしました。近隣にある、お店がずらりとならび、食べ物や物産を販売しています。
ガイドマップに載っていた、亀屋さんの饅頭、加藤牧場のアイスクリーム、長澤酒造の日本酒、
狭山茶、まな板やお箸などの木製品、そして!帰りに寄ることを考えてた、醤油王国の弓削多醤油も
出店していました!。一通り見てやっぱり一番気になる、<醤油アイス>をいただきました。
醤油王国ならソフトクリームでの提供なのですが、カップ仕様でのアイス!。
加藤牧場の牛乳で作ったアイスクリームと醤油が組み合わさり、
甘塩っぱい、でもさっぱりといただけるアイスでした。
弓削多醤油で、おなめ(金山寺味噌みたいなもの)味噌などもありましたが、やっぱり気になるお醤油を一瓶購入。<木桶仕込みしょうゆ>です。ラベルを見ると埼玉産の丸大豆、高麗川のふく流水を使っている。醤油は気になって、ときどきイロイロ試してみたくなります。
そろそろ日も落ちてきて、巾着田公園の中を戻りながら帰ることにしました。
コスモス畑の脇を通り、私有地の畑で、農作業を終えたおじさんに、話しかけ、根生姜をもらい、
高麗駅に向かいました。
この後も、この地の人と楽しい交流があり、
人が温かく、そして、のんびりと、のどかな気分を味わった旅でした。
来年も、この巾着田ならきてもいいなと思っています。