2014/06/18

子供スイーツは硬すぎてもダメなのね


↑「硬いからイヤ〜!」と瞬殺されたスコーン。とほほ。

まだまだ続く、近所のちびっ子Pちゃんの突撃スイーツレッスン。

1年前のある日、お持たせケーキを作っていた時にやってきて、
お手伝いのケーキ作りから、このあいだで17回目。

家にある材料で、ぱぱっとその場で出来るものを作っていたのが、
ふっと、会うと、「こんど、何つくるか考えといて〜!」とご指名が


そうなると、負けず嫌いのねぇねぇ(ワタクシ)は、
ムムム、と考えておくようになってしまいました。

久しぶりに、料理研究家の方の
牛乳、バター、卵を使わないスイーツの本を見て、
「こんなのどだろう?」と試作してみた。↑うずまきスコーン

たまたまその日にふっと来たPちゃん。
「これ作ってみる?」と差し出してみたら。

一口食べて「硬いから、いや!」と瞬殺。

歯が欠けてるところがあるらしい。
ちょうど、このくらいの頃は乳歯と永久歯と歯の生え変わり。

あごが鍛えられて、噛みごたえのあるものでもいいんじゃないか?
と大人目線で考えてしまうけど・・・。

実際まだ小学校低学年位の子は、味覚も歯も胃腸も、
これからどんどん変わっていく初期段階なんだな。


今の市場のスイーツも、
ふわふわ、とろとろ、とろける、サクサク、といった食感のものが主流。

ある意味、子供味覚、子供食感、なのかも。

江戸の後期から人々のあごも退化したといわれるけれど、
それは、玄米から白米。硬い食事からやわらかい食事へと
食文化の変化の影響ともされている。


大人のクライアント以上に難しい、子供クライアントPちゃん。

でもやっているとこちらも楽しさと、新発見がある。
きっちり計量をしつつ「少しずつ入れて」と言っても
だ〜っと入れちゃったりするけど、

いつの間にか、教えもしないのに、記事を小分けにして
クッキー型2個で同時に型抜きしたり、効率よい作業をし始める。

余分な邪心がない分、楽しい事は楽しんでやるし、
その分、集中してやっている。

さあ、次のメニューを考えとかなきゃ。
というより、ホント自分の幅を広げなきゃと思います。(焦)

でもなぁ〜。
リンゴがニガテ。バナナきら〜い。ブルーベリーはびみょ〜。
カボチャ、干し柿、梅干し、ねぎが好き!♡
なPちゃんに、どんな材料を使ったら、よいのやら。


でも「お料理することは楽しい発見がある」そう思います。

どこに意識を向けるかで、
日々のお料理も空腹を満たすだけのものではなくなる。

気持ちの向け方、意識の向け方で、自分の捉え方が変わりますね。

今年に入ってから、ホント気持ちの心理面で、気づく事が多いです。


↓この日のPちゃん作:紫芋のクッキー




ポチッと応援お願いします。
にほんブログ村 料理ブログ マクロビオティックへ
にほんブログ村

にほんブログ村 料理ブログへ
にほんブログ村