2012/05/14

あんこのおやつ講習会の様子


試作Photo アップだとより羊羹らしいでしょ?


トッピングに小豆あんをのせてボリューム感たっぷり 
少しずつお皿に盛りながらいただきます
餡、あんこもの、といえば、和もののスイーツの代表格。
今回は、煮えやすいレンズ豆と、さらし餡、小豆を使って餡を作りました。
レンズ豆は皮の付いた茶色レンズ豆と、挽き割りにして皮を取った赤レンズ豆があります。
この赤レンズ豆を餡にして、寒天液と合わせて水ようかんに。
餡と合わせることで、寒天ゼリーとは違って、<羊羹>になります。

そして、講習会でなんどか使っている、白インゲン豆のさらし餡を使って人参の餡、
さつま芋と紫芋粉を使って大福餅に仕立てます。
大福餅の餅のレシピもイロイロありますが、柔らかい餅の扱いにくさ、やわらかさ、も
それぞれでしょうけれど、私はお餅はモチッとした食感がおいしいと思うので、
柔らか過ぎず、固すぎず、お米らしい香りのする餅になったと思います。

最後に、王道の小豆あん。
昨年おはぎを作った時と同じ、有機栽培の小豆を使いました。
今回は新規導入したSilitの圧力鍋をつかって、柔らかく炊き上げました。
圧力鍋で炊くと短時間で煮上がり、圧がかかるので柔らかく仕上がります。
あっ、もちろん土鍋でコトコトと煮る豆も、ホッコリとおいしいので
季節や、時間、ご自分の体調に合わせて、調理法を選ぶことも必要です。
一度小豆を煮てみれば難しく感じず、お家でもトライしていただけると思います。

その小豆あんをベースに、しっとり感、ふんわり感を持たせて
蒸しパンとは違った、そう!蒸しケーキにしました。
トッピングは少し他のレシピ本をあれこれ見て、ちょいとまねさせていただきましたが、
朝食のパンケーキの時にアレコレイロイロな粉で作って入る時に
見つけた粉の配合が1つキメテ。
参加した生徒さんにも、「蒸しケーキですねこれは!」と
言ってっていただけて、おっ、よかった〜と一安心しました。

餡を4種類作り、それぞれのアイテムに応用できると思います。
小豆あん、人参餡、芋餡で水ようかん
小豆あん、レンズ豆餡で大福
レンズ豆餡、人参餡、で蒸しケーキ
(紫芋餡はベーキングパウダーと反応して青っぽくなるかも)

応用をまた楽しんでいただけたらおもしろいと思います。