2012/03/26

「麹甘酒を使ったレシピ」講習会の様子





















18日と25日と二週間にわたって、麹甘酒を使ったお料理の講習会でした。
麹甘酒、甘いのでついついスイーツだけ?と思いきや、
みりんやてん菜糖とおなじく甘みとして使えます。

甘酒をベースに厚揚げを浸けるのにソースにもなる<つけダレ>を作り、
厚揚げを漬け込んでサンドイッチに仕立てます。

本場韓国で本当のコチジャンは、炊いた餅米、豆麹、塩、粉唐辛子を
瓶に入れて熟成させたもののようです。
(日本テレビの『ゴチになりますin韓国』のなかでコチジャン作りの様子が出てきていました)
日本で売られているコチジャンは、砂糖や水飴を使って甘みを出してるものがほとんど。
2月の韓国風恵方巻きの時に、米飴を使うコチジャンの作り方を知って、
自分流でアレンジしてみました。
米、麹、豆、塩、粉唐辛子といった基本材料は同じで、それを加工したものを
使ったので。

バーニャカウダソースも生クリームやアンチョビーを使わず、
クリーミーさとイタリアンな風味が出たと思います。
オリーブの実を刻んだり、ツナ缶を加えてもおもしろいソースになりそう?!。

塩麹も麹甘酒も<旨味のある塩辛さ、旨味のある甘み>と言えますね。
<〜の素、〜炒めの合わせ調味料>、が無くても
美味しい素材、時間をかけて作られた塩、醤油、味噌、が
あれば、素材の旨味が自然と出てくるものです。
その組み合わせを試してみる、組み合わせる手間を少しかけてみる。
その方が、お財布にも、環境にも、自分の体にもやさしいはず。

二月、三月と糀づくしでした。
講習会に限らず、自分では塩糀、糀甘酒を料理やお菓子に
取り入れてみたいと思っています。
(今日は牛スジの下ごしらえに塩糀と糀甘酒を使いました。
美味しく煮えるだろうと期待を込めて)

25日頃から、急に春らしい<気>が漂い始めてきた様子です。
寒さはまだ残っていますが、エネルギーが冬に比べて軽くなってきた。
そんな感じ。季節はまた巡ってくるんですね。

今回のメニュー:
・ 厚揚げの甘酒漬け照り焼きサンドイッチ
・ 甘酒で作る調味料(コチジャン、バーニャカウダソース)
・ 即席べったら漬け
・ 甘酒と野菜のスープ
・プラスワンメニュー(クスクスとミューズリーのケーキ)