2014/08/30

オメガ3脂肪酸を摂り始めて2ヶ月

↑この夏はエゴマ油を使ってたっぷりサラダも食べました。

えごま油を使い始めて2ヶ月が経ちました。

ちょうど夏越しの大祓の帰りにエゴマ油を買って
その晩からサラダにかけて、食べるようになりました。

なぜ突然<えごま油>を!と思われますか?


以前ご紹介した『乳酸菌生活は医者いらず』藤田紘一郎著
の中には

「腸にいい油、悪い油を見分けて賢く摂取する」という項目で
油について書かれていました。

油は摂りすぎると腸に負担がかかり、腸壁を荒らす事にもなる。
一方で身体の生命維持に欠かせない、必須脂肪酸があり
それは、

さば、マグロ、イワシ、サンマ、サケ、ニシン、サワラなどに含まれる
=EPA(エイコサペタン酸)


マダイ、マグロ、ぶり、さば、ハマチ、サケ、サンマ、
サワラ、うなぎ、はも、いわし、あじ、などに含まれる
=DHA(ドコサヘキサン酸)


しそ油、えごま油、亜麻仁油、海草類に含まれる
=αーリノレン酸

といったオメガ3脂肪酸。

オメガ3脂肪酸から生成される抗炎症物質が不足すると
身体の炎症が起き、身体の免疫力が下がるというのです。

また、
脳の構成成分の大部分は脂質なので、脳が正常に働くのにはいい脂質が欠かせない。
オメガ3脂肪酸はの摂取量がアルツハイマー型の認知症の予防に関わっている。

マウス実験で、
オメガ3脂肪酸が胎児期から欠乏していると抑うつ行動が生じる
という結果がでている。


オメガ6脂肪酸を摂りすぎると反対に、
アレルギーや炎症を起こしやすいという調査結果がでているそうです。


TVの健康番組(たぶん、『主治医の見つかる〜』か『たけしの家庭の医学』で、
認知症にクルミが効果的とエリカ・アンギャルさんが紹介してたのをちらっと
みましたが、くるみにもオメガ3脂肪酸が含まれていることから。


マクロビオティックでも、
油の摂り過ぎはアレルギーやアトピー性皮膚炎、
動脈硬化やガンなどの原因になるとされて、
ある意味<油=避ける食べ物>とされている一面があります。

余計な揚げ物は控えようとしますし、
油を使わずに炒めるウォーターソテーという手法を使うこともあります。
油は、菜種油、ごま油を中心に
化学溶剤を使わず、極力酸化しないよう低温圧搾で作られたものを
選ぶようになっています。

しかし、
油を控えると言っても、完全に断つ事は出来ません。
スイーツには必ず油を使いますし、
肉魚の変わりに揚げた大豆ミートの唐揚げは食の満足感を高めます。


けれど、
魚も控えるマクロビオティックを実践すると、
オメガ3脂肪酸の油を摂る事はぐっと減ると思います。


ということは、ということは、もしかして、
ワタシは必要な油を摂っていなかったのではないか?

強く、強く、そう思いました。


「摂るべき油。避けるべき油」というのはある。


この認知症に効くオメガ3を含む食品に、マグロが見られます。
かつて、100歳でも元気で機転がよくて、国民に愛された
お年寄り<金さん、銀さん>。
たしかマグロのお刺身を好んで召し上がっていたと記憶しています。


今から認知症を気にしなくても?と思われるかもしれませんが、
抗炎症作用。これがワタシを引き付けたキーポイントでした。


一般に
頭痛、筋肉の痛み、めの疲れ、花粉症、肌トラブル、など
炎症が原因で起きている症状は結構あるのです。


ワタシ自身、エゴマ油を使ってみて
自分で感じていた炎症系の症状が大きく緩和されているのを
実感しています。


ワタシは本からだったのですが、
オメガ3脂肪酸は、TVでも取り上げられていたのですね。


そうして<油が油を呼ぶ>ように、
このあと、さらに今ブームのあるオイルを試しています。

使う事で、じわじわとよさを実感しています。

またこのオイルについては、後日アップします。


ワタシが摂っていたエゴマ油。くせがなく使いやすいです。

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2014/08/27

季節を選ばぬパワードリンク、糀甘酒


夏のドリンクのご紹介をする前に秋になっちゃう?。
なんだか急に涼しくなって寒暖差が激しいですね。

あわてて、あわてて第二弾、糀甘酒。

糀甘酒の良さは、今までもお伝えした事がありますが、
夏のこの時期もおすすめとうことで、改めて、しつこくアップ!。

甘酒と言うと、
雛祭りの時、寒い大みそかに神社でのむ、酒粕甘酒を思い浮かべますが、
米麹と餅米を使って発酵させる、ノンアルコールのお酒です。

江戸時代は夏の飲み物として、
甘酒売りが「あまぁ〜、あまぁ〜」と声をだして売り歩いていたそうで、
<甘酒>は俳句で夏の季語なのだそうでs。


今では【飲む点滴】とも呼ばれ、
夏バテしやすい今の時期に必要な栄養素が、豊富に含まれています。

マクロビオティックでは、
低血糖症、様々な症状をリラックスさせ、
ほっとさせてくれる、癒し系のドリンクです。

栄養的な成分を調べて見ると、
ビタミンB1、B2、B6、B12、ブドウ糖、オリゴ糖、食物繊維
コウジ酸、パントテン酸、イノシトール、ビオチン、葉酸、などの栄養素が豊富に含まれています。

ざっとその成分の働きを見ると、

ビタミンB1:
炭水化物をエネルギーに変える回路を活性化する潤滑油のような働き。脳のエネルギー源であるブドウ糖をエネルギーにする働きを助けるため、ビタミンB1の不足は脳がコントローする中枢神経、末しょう神経の活動に影響する。乳酸等の疲労物質を分解、排泄させる。

ビタミンB2:
脂質をエネルギー源に変える。活性酸素による細胞膜の酸化を抑えて細胞の再生を促進させる。身体の細胞膜、粘膜は脂肪を材料とする事から皮膚や粘膜の健康を維持するのに必要になる。

ビタミンB6:
たんぱく質を分解、合成して筋肉、内蔵、皮膚、ホルモンなど身体の組織を作る。
脂肪の代謝を助ける。月経前に女性ホルモンがビタミンB6を多く使うため不足するとイライラ、吐き気、頭痛、だるさなどの月経前症候群を起こしやすい。


ビタミンB12:
核酸とともに、赤血球、核酸、たんぱく質の合成を助ける。
貧血予防、自律神経の働きを整える。


オリゴ糖、食物繊維:
善玉菌のえさになり、腸内環境を整える。

こうじ酸:
美白成分の一つとして知られている。
シミを元になるメラニンを発生させる酵素を抑えることで美白する。

パントテン酸:
皮膚や粘膜を健やかに保つ。コエンザイムA と呼ばれる補酵素の構成成分。エネルギー代謝、抗ストレス作用、ホルモン生成、神経伝達物質の合成に関わる。コラーゲン生成に必要なビタミンCをサポートするため紫外線で傷つきやすい夏の肌や髪を健康的に保つ働きがある。

イノシトール:
アミノ酸。頭皮や髪の健康を保つ。頭皮湿疹や抜け毛を防ぐ。

ビオチン:
皮膚の炎症を予防する働きがある。炎症を引き起こすヒスタミンの素であるヒスチジンを体外に排出してアトピー性皮膚炎やアレルギーの原因物質を減らしてくれる。


葉酸:
先日テレビでも取り上げられていましたが、血管を劣化させるホモシステインを減らす働きがあり、動脈硬化や脳卒中を予防できるのではないか!という
身体のたんぱく質、細胞を作るのに必要な核酸を合成する働きがある。ビタミンB12と一緒に血液を作る働きがある。


ビオチン:
皮膚の新陳代謝を助け、抜け毛、白髪の増加肌荒れを防ぐ。基本的に腸で作られるので不足する事はない

などなどざっと書いただけでも、様々な働きがある。
もちろん、食べ物の効果を狙って、<これだけを食べる>ということを良しとはしていません。食べ物の効果を過剰に期待している<フードファディズム>のつもりもありません。

今はこのことばが出来た頃よりも、もっと食べ物や栄養について分かってきたこともあるし、和食が世界遺産登録されたことから、食の具体的な効果を検証する動きになってきています。
食品表示の緩和もされる動きになってきています。


健康や食のブームの流れが速い日本ですが、
本来の健康を意識した食、そこへもっと個人個人が関心を持ってもいいはずです。


これだけ情報のある社会で、その正誤の判断をもつには、
やっぱり自分が学んで、情報を選び「自分はこう思う」という考えをもちたい。


ワタシは、自分が食べる時、飲む時に、意識して摂れるように書いているだけです。

だって、意識して摂るとすーっとそういう働きをしてくれるのです。食べ物は。

「ただのカロリー。お腹の満足」で摂れば、カロリーお腹の足しとして働く。

「細胞が活性化。肌の炎症を抑える」で摂れば、細胞を元気にするように働く。

スイッチオンするのは私たちの意識ですから。



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2014/08/22

暑い時は、甘いものにはしりやすい

↑6月の終わりにでかけた、吉祥寺Kirarinaのnana`s green teaさんのほうじ茶パフェ
ここのパフェずっと食べてみたかったのです。うまい!。

お盆あけから、この3〜4日暑いですねぇ。

「今年はさほどの暑さでもない」なんて、
ほざいていたワタクシですが「久しぶりにキターッ!」という暑さです。

寝てるときも暑い。朝起きぬけにも暑い。
昼間も家に居るときは(エアコンかけないので)じんわり、じんわりと汗かいて暑い。


太陽の日差しにさらされる私たちは、さながら、
オーブンの高温で焼かれる、トマト、なす、さつま芋、魚、肉
(たとえは何でも)の様です。

焼けすぎると水分が抜け、カリカリに乾いて、硬くなる。

その強い熱で、水分が奪われないように、水分補給も必要ですし、
ぎゅっと身体が硬くならないように、緩める事が必要です。


緩めるためには、
季節の野菜や果物を食べること。
レタス、トマト、なす、きゅうり、ピーマン、ジャガイモ、ゴーヤ、
メロン、すいか、梨、桃、ぶどう、

(冬の野菜に比べて)みずみずしい、苦み、甘みを含んだ
野菜や果物は身体を緩めて、リラックスさせ、汗ででてしまうミネラル分を
補給してくれます。


そうした野菜をとることがベストですが、
これだけ暑いと、急性に対処しやすく、ついついそれに走ってしまいやすいのが、
アイス、ゼリー系スイーツ、クリーム系スイーツ。

冷たいし、口触りがいいので、ついつい食べやすいんですよね。


インドで甘いチャイが飲まれるのも、
北アフリカで甘いミントティーが飲まれるのも
ヤッパリ暑いから。

「甘いもの=陰性」
は身体を緩めて、熱を放出して、身体を冷やす働きがあります。

そうしたお砂糖の多い陰性は、
血糖値をアップダウンさせて身体を余計に疲れさせてしまいますし、
かゆみの伴う排出(汗疹とか、蚊にさされやすいとか)を起こしやすいです。

というのを実感しました。

家族がガリガリ君をほおばろうと、あずきバーをかじっていようと
ふ〜んと横目に見て食べたいとも思わなかったのですが、

出先であまりに暑くて
「ちょっと涼もう。なんかひんやりしたもの食べたい」

という気持ちになり、
ちょうどあった、31アイスクリームをもう何十年ぶり?って位に
食べたのです。

でもその晩、お風呂から上がってから、
なぁ〜んか足の甲、足首、ふくらはぎ、がかゆくて
小さい湿疹が少しでてましたが、それ以上にかゆさがあったのです。

「あ〜乳製品、白砂糖、その他、の排出だな」
と思いました。

ネット検索して見ると、
「足の甲のかゆみ」で悩んでいる女性も多いらしく、
鉄分不足からなるそうです。

梅醤番茶で中和するところですが、
梅肉エキスが身近にあったので、少量なめて、
黒ごまのすりごまを少量とって鉄分補給しました。

おかげで、ひどいかゆみが収まってきました。

ワタシがたまたまそうしたものがでやすい状態だった
というのもあると思います。


「暑いと感情はスイーツにはしりやすい」

つくづくそう思いました。


「スイーツのトップシーズンは秋」だと思ってましたが
自分の中の定説が崩れました。ガタガタガタ。


この夏、外出先でヘタなスイーツを食べるなら、
フルーツジュースの方がいい。
又は、
あんこ、寒天、白玉などの和スイーツ系があればその方がいい。
と自分で決めました。


今年は家では、去年以上に夏野菜を摂っています。

トマト、レタス、すいか、

ワタシの今
夏の三大夏野菜。

陰性の季節野菜をたっぷり摂っているせいか、
甘いものたべた〜い!という強い欲求はままりなく、

家では、
試作のきな粉豆乳アイス、赤しそジュース、梅ジュース、
朝のおめざの蒸しパウンドケーキ、くらい。

もちろん、
夏野菜を食べても、温かい料理も食べますし、
汗もしっかりかいていますよ。


汗をかくのは体温調節の意味があり、
身体の中の熱を汗と一緒に外に出しているのです。


冷たい食べ物ばかりでは、胃腸も緩みすぎて調子を崩すし
クーラのある室内でばかりで、汗をかかずにいると
ちょっとした事で身体が熱いし、

身体の余分な水分が残ると、
夏が過ぎて秋、冬になると風邪をひきやすくなったり、
身体が今度は冷えやすくなるのです。


夏の暑さはまだまだ続きそうです。
気候や環境の変化も大きいこのごろ。

食べ物はそうした気候や環境に対応して、
体調や気持ちを調整してくれるものです。



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2014/08/13

セルフメンテナンスのススメ


↑去年の写真と同じですが、美容室ステラさん。

なんだか朝夕はすっかり秋のような涼しさ?。

8月に入ってお盆近くになると、なにやら静かな空気のながれる東京
エネルギーが満つ満つしていなくて、地方や海外へ行くかたが多くて
いつになく東京に人が居ないぶん、空間がすっきりしている。

そんな空気感も合わさって、ひときわ穏かなエネルギーが流れています。

夏のおすすめドリンクはまた改めて。

ちょうど梅雨明け前後ごろ、暑さがグッと増す前に、
昨年長かった髪を切った美容室ステラさんに行ってきました。
(ステラさんはジョンマスターオーガニックでケアしてくれる美容室です

襟足近くの髪も伸びてまとまりが付かなくなって、モサモサしていたし、
夏前にすっきりしたかったのです。

髪を短くすると、本当に楽!、楽!、楽!ですね。
もちろん、髪が短くなった分、ボーイッシュに、おっさんぽくならないように、
髪のツヤ。フェイスケアで肌のツヤ。
ファッションに少しフェミニンさを加える。
メイクカラーにナチュラルな色味を加える。

といった点を気をつけています。

今回も、前回と同様にカットとヘッドスパをお願いしました。
ヘッドスパは50分ではなく、30分コースにしましたけど。

カットはザクザク、すっきりと切っていただいて、
シャンプーと、地肌にクレンジング?っていうのかな?
をつけて、その後、しばらく蒸らしをして、
さらにシャンプー、頭皮マッサージ、首筋のマッサージ等等。
家ではなかなか出来ないケアを丹念に施術してもらいました。

ヘッドスパは
20分の気持ちの余裕のなさで選んでしまった30分でしたが、
あの料金ではもったいないくらいの気持ちよさと内容です。

去年初めて体験したヘッドスパですが、
今、ワタシの一押しのセルフメンテナンスだと思います。

今までも、肩こりに悩んでいた30代頃は、
都内の温泉、スーパー銭湯にあちこち行きました。
韓国垢すりとよもぎ蒸し、岩盤浴もなんどか浴びて汗だししたし、
千葉のテルムマランパシフィークも気持ちのいい癒しを体験したもんです。

まあ、エステ系じゃなくて、
どれも温泉系、お風呂系っていところがワタシだなぁと思いますが、

自分が気持ちいいなぁと感じて、自分の身体をセルフメンテナンスする
(自分自身の状態を自分で意識して、精神面、体調を調整し、状態を整えること)
のは必要な事ですよね。

身体のメンテナンスをすると、精神的な面でのメンテナンスにもつながります。
身体の心地よさは精神的な癒しになるんです。
その逆の
精神的な心地よさが身体の癒しにつながるものです。

セルフメンテナンスは、人それぞれ

旅行に行く、音楽のコンサートに行く、映画を見る、海や山に行く、
温泉に行く、断食センターに行く、アーユルヴェーダを受ける、
足裏やハンドマッサージを受ける、お寺で座禅をする、
ヒーリングセッションを受けるなどなど。

ワタシのセルフメンテナンス=ヘッドスパ

ブームはまだ続きそうです。

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2014/08/08

夏だからこそ!、すいか


  ↑麦茶と一緒に朝の水分補給のすいか


ココナッツウォーター、前回のブログのあと
またあちこちで見かけるようになりました。

VITA COCOは地元のスーパーで。
材料はココナッツウォーター、梨の果汁、ビタミンC
のみでよりココナッツ感がしました。
個人的には、tropi cocoの方が飲みやすいかな。

輸入食材店では、1リットルパックのココナッツウォーターが売られてましたし、密かなブームなんですね。

でも思えば、日本の夏にも身体に働きかける
すばらしいドリンクや果物があるのを忘れてはいけませんでした!。


その第一弾。すいか!。我が家も梅雨明してから急に<すいか>需要が高まっています。
今年の夏は出荷が少ないそうですが、大きい尾花沢すいかをみつけては購入しています。



■夏のスポーツドリンク変わりのサポートフード
すいかは90%以上が水分で、糖質、カリウム、マグネシウム、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、βーカロテン、リコピン、シトルリン、グルタチオンなどといった栄養成分が含まれています。すいかに塩を少し付けてと甘みを増すだけでなく、すいかに糖質、ミネラル成分、ビタミン類が含まれるので、それに塩を加える事でスポーツドリンクの変わりにもなるそうです。

わたしも梅の天日干しに入ってから、食べやすく切っておいて朝食代わりに食べいました。固形物では食べにくいし、そうかといってお茶では物足りないのですが、すいかだと不思議と空腹感がなく過ごせました。


■夏を元気に過ごすパワーフード
すいかに含まれるシトルリンは、体内でできるアンモニアを無害な尿素に変えて排泄するのを助けます。また血流を良くすることから代謝力をアップし、冷え性、肩こりの改善、ダイエット、筋力アップにも働きかける効果があるそうです。すいかに含まれるカリウムも、筋肉の活力アップ、血行を良くする、肝臓の活性化などの働きがありますから、たべない手はありませんね。

シトルリンは、実よりも皮に多く含まれるので、(ワタシは今まですいかの漬け物って敬遠していたのですが、チャレンジしてみます)外側のシマシマの模様のある硬い外皮を向いて、キュウリのような皮の部分を食べやすい大きさに切り、塩漬けや、炒め物にして食べることができます。


■夏に欠かせないビューティーフード
すいかの赤い色はトマトに含まれるのと同じリコピンです。
日差しの強い夏は、紫外線をあびて肌の表面に活性酸素が発生し、ハリや弾力を保っているコラーゲンを損傷しやすくなり、細胞を傷つけて肌の生まれ変わりのサイクルを乱してしまいます。リコピンは活性酸素を除去して日焼けによる肌の老化をふせぎ、紫外線で活性化したシミの元になるメラニン色素をおさえてくれます。


古くは漢方や民間療法でも、夏の暑さでこもる身体の熱をさまし、身体の老廃物質を尿として排泄する腎臓の働きを助けてくれるとされているすいか。

季節の食べ物は本当に無駄がないというか、人を元気にしてくれる栄養を備えているんですね。
水分が多くて冷えやすい人は食べ過ぎに注意!という人もいるでようけど、
今は冷えよりも熱中症に注意が必要な時代になりました。

身体の中に水分が滞ることで身体の冷えが起きやすい場合もあります。
すいかは、腎臓の働きを助けて身体の老廃物質を排泄して身体の水分をうまく排出してくれるので、冷えを恐れて食べないのはもったいない。

甘いものが食べたいスイーツ派の人も、クリームたっぷりのケーキよりも
夏の果物で低カロリーな甘みを上手に取りたいものです。すいかをカットしておいてタネをとり、冷凍しておいてジューサーにかけるとスムージーにしても楽しめますよ。









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2014/08/05

暑い夏を乗り切るコツ


夏はサンダルも必須アイテム

前回のアップのあと、急にバタバタと忙しさが襲っておりました。

そうしているうちに、梅雨も開け、

「暑い、暑いといわれながら、今年はそれほどでもないじゃん」
なんて思っているうちに、8月に入り、
それなりにヤッパリ暑い夏になっています。

でも、ニュースや天気予報で
「明日も、猛烈な暑さが続きそうです」と
聞くと、
「あ〜明日も暑いんだ」

という気持ちになってしまいますが、

本当は、その人が居る環境でも、
都心のビル群で、日陰も、緑もないところと
公園や、緑のある、郊外の住宅街と
では体感温度が違うし、

その人の装いでも、
食べているものでも、
性別でも、年齢でも、

暑さの感じ方は違うのです。

ワタシは去年程、今年の暑さがつらく感じていないのです。

今ブログを欠いている夜の間も、窓を全開にして
さわやかな風が通っているのを感じています。

とりたてて、変わった事はしていないですが、
ワタシなりの暑い夏を乗り切るコツを整理してみます。


■ファッションで乗り切る。
首、脇、足の付け根といった動脈の通ったところは、熱中症になったときも真っ先に冷やすべきところとされています。首筋を涼しくするクールスカーフ?が流行りましたが、ヘアースタイルを短くしたり、長い人も首筋を出すようにまとめると、首筋から涼しさが入ってきます。ワタシも6年位長くしていた髪をバッサリと去年の夏に切って、今年も8月に入る前にまた首筋がでるくらいまですっきりと切ってきました。

短くした分、帽子もかぶりやすくなって、顔に当たる日差しを遮りやすくなりました。
ロングのときは、束ねてまとめるので、帽子もかぶりにくいし、余計に熱がこもる感じがして嫌であまり帽子はかぶらなかったのです。

服装もぴたっとしたTシャツではなく、
脇にも風が通るチュニックや、半袖よりも短めな2分袖くらいのシャツばかり着ています。

足下は、足の付け根はなかなか出せないのですが、夏場はサンダルで過ごす事が多くなりました。オフィシャルなときは、靴に薄手のスニーカーソックスを履いて、風の通りを良くしています。装いで風通しを良くすると、体感温度が1℃は違うはずです。


■食べるもので乗り切る。
1)旬の野菜を食べる。
マクロビオティックを実践していると言うと、「生の野菜はたべない」「夏の野菜は陰性に傾く」と敬遠されがちですが、塩揉みして水気を絞ってプレスサラダとして食べる方法もありますし、どんどん熱帯化のような気候になっている日本の夏には、積極的に旬の野菜や果物を取る事も、必要だと感じています。今年は7月に入ってからレタス、キュウリ、トマト、など、その時にある食材を合わせてサラダを(ほぼ毎日)摂っていました。

夏の野菜は水分が多く、それを食べることで身体の熱をさましてくれますし、カリウムも同時に多く含んでいる野菜が多いので、夏を乗り切るのに必要な食材です。カリウムは、ナトリウムとバランスを取りながら、心臓や筋肉の働きを調整し、細胞の水分量が一定に保たれるように調整しています。夏の身体のだるさ、心臓の不整脈、イライラ、むくみなど膀胱系の不調、腸の不調による閉塞、知覚が鈍化して反応が低下するなど、もカリウム不足から来ていることがありうるようです。


2)旬の果物を食べる。
トロピカル系のフルーツは、輸入の際の燻蒸殺菌などの問題もアリ、ほとんど食べませんが、
国産のメロン、スイカ、梨、桃、スモモ系は、積極的に食べています。血糖値を上げ、身体を緩めてしまう単糖類の果糖を摂るのに抵抗感も以前はありましたが、熱中症の危険度が増すような暑さがある時は、身体を緩める事もひじょ〜に大切だと思います。それに、果物だと加工されたり、変なエネルギー添加がされずに、天然の酵素、ビタミン類、食物繊維、抗酸化物質がそのまま摂れるのも魅力的です。空腹時の朝の<おめざ>にスイカやメロンをちょいとつまみつつ朝の用事を澄まると、エネルギー源にもなるし、それだけでお腹が満足します。


3)ひんやり食品を摂る。
夏のこの時期は、コトコトと火で煮込んだものより、サッと炒めたり、蒸す料理がおすすめです。長時間火を焚く調理は、部屋の中にも熱がこもって酸欠状態になりやすいし、熱中症も引き起こしやすくなる。こまめに換気扇を回しながら調理していますが、時にはささっと、冷や奴、ワカメの酢の物、ところてん、など、既にひんやりしている食品を食べると、調理時間が少なくなるし、これもまた身体の熱を冷ましてくれますよ。

また夏ならではの必要なドリンクと言えば、麦茶。水分補給もできて、身体の熱を冷まし、ミネラル補給してくれます。他にもひんやり食品はありますが、意識して食べたいものをまとめました。


■生活のリズムを変えて乗り切る。
ラジオ体操に参加して、また体内時計が早まってきました。
6:00前には目が覚めるようになったので、そのまま起きて公園まで散歩。
朝の時間はまだ涼しくて、この記憶が残っているため涼しい過ごし方が設定される。
その後の時間もとりたてて「暑くて何もやる気にならない」ということがないです。

その分、夜も消灯時間が早くなり、23:30頃になってしまいましたけど。


他にも夏を乗り切るコツはありますが、
ワタシの住んで居るところはまわりに土も林もあるので、
朝夕は涼しくて、今年はまだ寝苦しさを感じていません。

天気予報で言われる「連日の猛暑」「厳しい暑さ」っていう表現も
なんだか一律的。そうした暑さ意識を刷り込まれるのって、
余計に暑く感じてしまうものです。

「暑い、暑い言うな!。余計暑くなる」

「夏は暑いのあたりまえ」

ってなんだか、小さい頃良く言われていたような・・・。


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