2014/08/27

季節を選ばぬパワードリンク、糀甘酒


夏のドリンクのご紹介をする前に秋になっちゃう?。
なんだか急に涼しくなって寒暖差が激しいですね。

あわてて、あわてて第二弾、糀甘酒。

糀甘酒の良さは、今までもお伝えした事がありますが、
夏のこの時期もおすすめとうことで、改めて、しつこくアップ!。

甘酒と言うと、
雛祭りの時、寒い大みそかに神社でのむ、酒粕甘酒を思い浮かべますが、
米麹と餅米を使って発酵させる、ノンアルコールのお酒です。

江戸時代は夏の飲み物として、
甘酒売りが「あまぁ〜、あまぁ〜」と声をだして売り歩いていたそうで、
<甘酒>は俳句で夏の季語なのだそうでs。


今では【飲む点滴】とも呼ばれ、
夏バテしやすい今の時期に必要な栄養素が、豊富に含まれています。

マクロビオティックでは、
低血糖症、様々な症状をリラックスさせ、
ほっとさせてくれる、癒し系のドリンクです。

栄養的な成分を調べて見ると、
ビタミンB1、B2、B6、B12、ブドウ糖、オリゴ糖、食物繊維
コウジ酸、パントテン酸、イノシトール、ビオチン、葉酸、などの栄養素が豊富に含まれています。

ざっとその成分の働きを見ると、

ビタミンB1:
炭水化物をエネルギーに変える回路を活性化する潤滑油のような働き。脳のエネルギー源であるブドウ糖をエネルギーにする働きを助けるため、ビタミンB1の不足は脳がコントローする中枢神経、末しょう神経の活動に影響する。乳酸等の疲労物質を分解、排泄させる。

ビタミンB2:
脂質をエネルギー源に変える。活性酸素による細胞膜の酸化を抑えて細胞の再生を促進させる。身体の細胞膜、粘膜は脂肪を材料とする事から皮膚や粘膜の健康を維持するのに必要になる。

ビタミンB6:
たんぱく質を分解、合成して筋肉、内蔵、皮膚、ホルモンなど身体の組織を作る。
脂肪の代謝を助ける。月経前に女性ホルモンがビタミンB6を多く使うため不足するとイライラ、吐き気、頭痛、だるさなどの月経前症候群を起こしやすい。


ビタミンB12:
核酸とともに、赤血球、核酸、たんぱく質の合成を助ける。
貧血予防、自律神経の働きを整える。


オリゴ糖、食物繊維:
善玉菌のえさになり、腸内環境を整える。

こうじ酸:
美白成分の一つとして知られている。
シミを元になるメラニンを発生させる酵素を抑えることで美白する。

パントテン酸:
皮膚や粘膜を健やかに保つ。コエンザイムA と呼ばれる補酵素の構成成分。エネルギー代謝、抗ストレス作用、ホルモン生成、神経伝達物質の合成に関わる。コラーゲン生成に必要なビタミンCをサポートするため紫外線で傷つきやすい夏の肌や髪を健康的に保つ働きがある。

イノシトール:
アミノ酸。頭皮や髪の健康を保つ。頭皮湿疹や抜け毛を防ぐ。

ビオチン:
皮膚の炎症を予防する働きがある。炎症を引き起こすヒスタミンの素であるヒスチジンを体外に排出してアトピー性皮膚炎やアレルギーの原因物質を減らしてくれる。


葉酸:
先日テレビでも取り上げられていましたが、血管を劣化させるホモシステインを減らす働きがあり、動脈硬化や脳卒中を予防できるのではないか!という
身体のたんぱく質、細胞を作るのに必要な核酸を合成する働きがある。ビタミンB12と一緒に血液を作る働きがある。


ビオチン:
皮膚の新陳代謝を助け、抜け毛、白髪の増加肌荒れを防ぐ。基本的に腸で作られるので不足する事はない

などなどざっと書いただけでも、様々な働きがある。
もちろん、食べ物の効果を狙って、<これだけを食べる>ということを良しとはしていません。食べ物の効果を過剰に期待している<フードファディズム>のつもりもありません。

今はこのことばが出来た頃よりも、もっと食べ物や栄養について分かってきたこともあるし、和食が世界遺産登録されたことから、食の具体的な効果を検証する動きになってきています。
食品表示の緩和もされる動きになってきています。


健康や食のブームの流れが速い日本ですが、
本来の健康を意識した食、そこへもっと個人個人が関心を持ってもいいはずです。


これだけ情報のある社会で、その正誤の判断をもつには、
やっぱり自分が学んで、情報を選び「自分はこう思う」という考えをもちたい。


ワタシは、自分が食べる時、飲む時に、意識して摂れるように書いているだけです。

だって、意識して摂るとすーっとそういう働きをしてくれるのです。食べ物は。

「ただのカロリー。お腹の満足」で摂れば、カロリーお腹の足しとして働く。

「細胞が活性化。肌の炎症を抑える」で摂れば、細胞を元気にするように働く。

スイッチオンするのは私たちの意識ですから。



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