捨て野菜を加えてざっくりと混ぜたぬかどこ |
今月の講習会「0から始めるぬかどこワーク」。
ぬかどこを米ぬかから、色んな方法を検証しながら、皆で、作ってみようというワークショップです。
「いまはやらないのよねぇ〜」
と講習会のチラシをお渡しした奥様にもいわれましたが、
年配の方ほど、以前はやったけど今はめんどうでやらないという方も多いのではないでしょうか。
調べると、若い世代、20〜30代の方が「こんなレシピでやってます!」とやっている方が多い。そういう世代の方が、自然食や、昔のおばあちゃんの知恵みたいなことが新鮮に映るのかもしれません。いいですね〜!。
ぬか漬けは、イロイロ調べると、その栄養成分の豊富なこと!。
それこそ、中高年になるほど体の不調が現れ、TVの健康情報で「〜がいい。〜が原因で不調に成る、〜をもっと食べよう、〜をもっとしよう」と踊らされ、その度になにかやっては続かない。
ビタミン剤のんだり、ドリンク剤、機能性食品摂ったり、その一方で出来合いのお惣菜、レトルトパックの食事をとったりする。昨日も新聞に乳酸菌の栄養補助食品の広告がでていましたっけ。
身近にお金のかからない、いいものがあるにもかかわらず。
ぬか漬けの基本材料は、米ぬか、塩、水、昆布、赤唐辛子、野菜。
それに素材を加えて風味を足したり、酸味を押さえたり、旨味を加えたりしますが、基本はこれだけ。
ぬか床は、た んぱく質、脂質、食物繊維、ビタミンA、B1、B2、B6、E、ナイアシン、カ ルシウム、リン、鉄が含まれ、野菜からもビタミンCも補給できる。
さらに、酵素、乳酸菌、酵母も含まれています。
酵素は消化吸収を助けたり、老廃物質の排出、新陳代謝を助けたりと体のバランスを整えてくれる。乳酸菌はいわずと知れた、善玉菌を増やして腸内環境を整えてくるだけでなく、血中コレステロールを調整、アレルギー疾患にも働きかけるそうですよ。
酵母も新陳代謝を助ける作用があるようです。
これだけいい成分、栄養が豊富なのに、作らないのはもったいない。しかも自分でアレンジが出来て、料理にも応用できて、ビタミン剤を取るより、日常の食事で摂れるってすごくないですか?。
今回改めて、ぬか漬けの良さ知りました。わたしもゼロからぬかどこ試作中です。
毎日混ぜるのめんどくさいから。いいえ、毎日じゃなくてもいいんです。
白っぽいカビがでてしまった!。いいえそれは酵母菌なんです。
酸っぱくなりすぎたから。そうしたときの対処法もあります。
基本の作り方をベースにして参加者の方と考えながら、
ぬかにふれるワークショップのような会になります。
これからぬかどこのベストシーズンです。ぬかどこ作ってみませんか?