2014/10/30

梅のミンスミートを作る





このところ、ワタシの食意識の変化のことを書いてきました。
まだ、イロイロ書きたいこともあるのですが、

今日は少し小休止。

この間、梅みりんを漬けた梅を使って、
<ミンスミート>を作りました。

本みりんでつくる梅酒、梅みりん。
甘めの梅酒になりますが、漬け込んだ梅をそのまま食べるのも
限界があるし、数年前に漬け込んだのなので、色も糖化した感じになっています。

まずは
他のドライフルーツ、レーズン、干し杏子、ドライいちぢく、などと
一緒にウィスキーで漬け込んで<ミンスミート>を作ることにしました。

本場イギリスでは、その家その家で、ドライフルーツの配合もかわり、
お砂糖を入れたり、
ウィスキーだったり、ラム酒だったり
クルミを入れたり、
クローブやナツメグ、シナモン等のスパイス、
を入れ
牛脂等を加えてコクを出しているようです。

今回は梅みりんの梅をメインに、
グリーンレーズン、レーズン、干し杏子、白いちぢく、りんご、甜菜糖。
そして、
サントリーのVOブランデー。

作り方は、
具材を5㎜角程度に刻み、ボウルで一旦混ぜてからビンに入れ、
ブランデーを注ぎ込みます。
2〜3日は一日一回まぜ、
甜菜糖をビン口に覆うようにかけました。

ブランデーがフルーツにかかっている状態だと、
何年も保存出来て、味も深みがでてくるそうです。

このサントリーのVOはマスカットを原酒にした蒸留酒なので、
こうしたドライフルーツにも合うと思う。


洋酒と言えば、
10月からNHK朝ドラ『マッサン』が始まってますね。

スコットランドでウィスキー作りを学んだ亀山政春(マッサン)と
その妻エリーちゃんの物語。一話から録画撮りで見ています。

今日の分はさっきチラット見たのですが、
会社の株主総会でウィスキー作りを承認してもらうために、
猪突猛進のマッサンを、エリーちゃんがサポート。

ウイスキーに合う洋食と日本の食材を株主に食べてもらい、
ウィスキーは日本食にもあう!と分かってもらいます。

日本の食材で合うのが、干し杏子、豆腐の味噌漬け、アジのひもの。
他にも探せば、ウィスキーに合うものがあるはずと熱弁のマッサン。

この頃(たぶん第一次大戦の後の大正時代初め)
まだ食も今ほど西洋化はされていなかったんでしょうね。

ちなみに、ブランデーとウィスキーの違いって何だ?と
疑問がわいてきました。

ウィスキーは、
大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物を麦芽の酵素で糖化、発酵させた蒸留酒。

ブランデーは、
果実酒から作られた蒸留酒。

なるほど〜です。

これからの季節、
ドライフルーツの焼き菓子が美味しくなってきますね。
冬には冬の保存食作りも楽しいものです。

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2014/10/28

きっちりとやる時期も必要!

2006年:クシアカデミーのBasicコースのメニュー

久しぶりに秋らしい日差しが戻ってきました。

先週末の24日はなにやら、新月と日食が重なっていた日だったとか。
この数日、日差しや空の雲もクリアーで、夕暮れの日の光は赤っぽい。
なにやら空気感が変わりましたね。

新月前は、身体もおも〜い感じがしていました。
今年は満月、新月の前に、やたら眠かったり、身体が重かったり
を感じるることが多かった気がします。今はすっきり!。

身体のリズムもそうした自然のエネルギーの影響を受けているものです。
なので、そういう変化を<具合が悪い=病気なんじゃないか?>
と不安になりすぎないでくださいね。
不安や恐れの感情で病気を引き起こしてしまうこともあるのです。


気候や自然環境の変化、天体の変化もイロイロ合った今年は、
生活リズム、仕事の仕方、食べ物、考え方、など
その人その人で、今までのやり方では「なにか違和感がある」
ということが多いんじゃないでしょうか?。


ここ最近書いているように、
ワタシは食への意識の変化が一つありました。

ふらふら回復事件?!があってから、

ワタシの中で、マクロビオティック=制限食という
ブロック、思い込みがガタガタと崩れてきたのは、
前回のアップでお伝えした通りです。


食の制限が外れた、ブロックが崩れたとは言っても、
あれもこれも、何でもかんでもということではないです。

○○パンのパンは食べないし、
チェーン店的な所で外食はしないし、
〜の素という加工調味料は使わないし、
スナック菓子も食べないし、

だいたい自分の基準に合わないものは、
食べても2度は食べたいと思わないです。


それは、やはり、マクロビオティックを理論で学んで、
実践して、時に厳格に近い状態で続けたこと、
意識的に食を選んで食べたこと、
そうした時期が合ったからこそ、

素材のいいものを食べてる、
どんな食材の料理を選んだらいいのか、
添加物の入ったものは選ばない、
季節や体調に合わせて食べる、
食べたものが合わなかったりしても後から調整する、
という習慣が出来たのだと思います。


習慣は、意識的なくり返しによって出来る。

その習慣が出来れば<決められた制限>ではなく、
より自分にあったものを選ぶことが出来るようになります。

ワタシ自身昨年から、
自分の体質作りを根本から変える取り組みをしてきました。

そのことは、また今度お伝えしますが、
「食べることは、苦しいことでも、罪悪感をもつことでもない」
ということ。


そう思うにつれ、
<マクロビオティック=食事療法>ではない。
食べ方、暮らし方、健康法を含めた<人生哲学>
または、<ものの考え方の一つ>なんだと感じます。

※哲学とは
世界、人生等の根本原理を追求する学問。
各人の経験に基づく人生観や世界観。
また物事を統一的に把握する理念。(Mac辞書より)



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2014/10/21

錠剤よりも食べ物で!


カボチャの種にも亜鉛が含まれてますよ。


このところ、台風が来たり、暑くなったかと思えば急に寒くなったりと
ソワソワと落ち着かない天候の日が続いてますね。

日暮れもいつの間にか早くなって夕方、5時前には暗くなってるし・・。

そうしている内に季節は確実に過ぎていきますね。
ワタシもようやく衣替えをしました。

ふらふらと具合の悪かったのも、もうだいぶ前のことの様な感じで、
いまさら〜!!!な気もしますが、その時のことを・・・。

亜鉛を補給するサプリメントでした。

そのきっかけというのは、
「これって、味覚異常の一つなのかなぁ」という症状、
「目立つ程じゃないけどでてきた白髪」
「肌代謝の遅さ」など、

幾つか気になることがあって、
「これらは亜鉛不足の影響かもしれない」

そう思ったんですね。


亜鉛の働きをざっと揚げると、
・たんぱく質合成のサポートをする。
・免疫力を活性化し、生殖機能に働きかける。
・インスリンの生成や機能に働きかける。
・体内の300種類以上の酵素に必要な成分。


(亜鉛の効果)具体的には、
皮膚を守る、妊娠を維持する、アレルギーを抑制する、成長を促す、
けがや火傷の回復を促す、骨を丈夫にする、味覚・視覚・嗅覚を正常にする、脱毛を防ぐ
 精力増強、前立腺障害を防ぐ、糖尿病を防ぐ(インスリンの構成成分)、からだの酸化を防ぐ

という日常を元気に過ごすには、必要な栄養素なんだと思います。


亜鉛を豊富に含む食物は、
カキ(貝類)、カニ、干しエビ、小麦はい芽、ゴマ、
干しシイタケ、肉類、抹茶などがあります。

牡蠣は食べたいけど、まだそんなに出回ってないし、
検索すると亜鉛の錠剤(つまりサプリメント)がある!。
容量の少ないものもあって、試しやすそうでした。

亜鉛の摂取量は
成人男性で12mg、成人女性で一日10mg 上限値で30mg

(しかしこの数値は、イロイロなデーターを見ると一致していません。
推奨摂取量として男性9mg、女性7mgとなっていたり。
まだはっきりした基準がない様子です)


過剰摂取にならないよう、サプリメントで決められた量は
きちんと守ろう!と決めました。

1日目、2日目、3日目、と飲んで
4日目にすこしフラッとすることがあり、あれ?っと思ったので
その日は飲むのをやめ、
5日目に飲んで、
翌日からですよ、もうふらっふらで頭が上がらなかったのは。

他に原因になるようなことが思い当たらなかったし、
亜鉛の錠剤が原因じゃないかと思います。

亜鉛の過剰摂取の症状としてでるものは、
銅欠乏症、鉄欠乏症、亜鉛中毒、頭痛、めまい、吐き気、胃痛、発熱

頭痛やめまい、吐き気はなかったので、
ワタシの<ふらっふら>の一番の原因は<鉄欠乏性貧血>と判断。


病院で血液検査すれば一発で分かり、鉄剤を処方されるんでしょうけど、
こういうときは、移動するのもつらいですしね。
まずは自分で出来る<お手あて>をしてみる派です。


ならば、鉄分、鉄分、鉄分取らなきゃと
赤身の鰹の刺身、牛肉、小松菜を摂ったら、
する〜っと元気になっちゃったわけです。


鉄分も亜鉛はどちらも
細胞活性、生殖機能の活性、免疫力活性などに働きかけますが、
どちらかが多いと働かない妨げるというか、拮抗しちゃうというんですね。


だから余計に、サプリメントではなく、
食品で摂るというバランスが大事。

それにサプリメントは
どんなモノからその成分を抽出しているのか、
怪しいものもあるといいます。

それに食べ物とは違う
製造過程のエネルギー(波動)の影響もあるのを感じて、
それは本当はどんな意図で作られているのか?
というのも怖いものがありました。

反省。もう摂らないですけどね。
身体を作るのは、栄養素だけじゃないですもんね。

亜鉛が悪いわけではないですし、
栄養素としては、鉄分も、亜鉛も、そして他の成分も必要です。



亜鉛の吸収を抑えるものとして
フィチン酸、過剰な量の食物繊維、リン酸 があるのですが、

マクロビオティックを始めると
「一時生理が止まる人もいるのは身体がバランスを摂ろうとしているから」
とされているのは、
玄米に含まれるフィチン酸、食物繊維が
亜鉛の吸収を抑えてしまっているのことも考えられるのかも知れません。

「玄米=健康にいい」にこだわりすぎず、
時に応じて白米や分つき米もたべる、
いろいろなものを食べる工夫が必要ですね。

今、食べ物についての考え方、意識、
ものごとへの捉え方、
生き方、
といったことで、

自分の中で変化期が来ています。

また食べ物のこと、
変化期のことは改めて書くつもりです。

長々しい文章を最後までお読みいただきありがとうございます!。

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2014/10/08

玄米マフィン!見ぃつけた!





すっかり、ご無沙汰してしまいました。

その間に台風が来たり、秋の装いになったり、
(まだ衣替えしてなくて、数枚出していた長袖でしのいでます)
すっかり食べ物も、蒸し野菜やら根菜やらが多くなってきました。

ワタシ自身は体調はあれから、全然変わらずというか
あれはなんだったんだろう?、って感じです。

10月から始まった朝ドラも、ちょっと見て録画が溜まってますし。


やれナニが起きた、やれああなって怖い、やれ大変だ!、
とか、ニュースやTVを見すぎると、
実際以上に<そうであるように>錯覚してしまうものです。

今は自分のやりたいことに集中しているので、外側での出来事が
自分のところまで、グッと入ってこないんです。
意識的にそうしている部分もあります。

春から取り組んできたメニュー作りが山を迎え、
ここに来て、
やるごとにおもしろいものになってきている。

途中では、できるか?できないか?と悩んだり、
焦って、早く進まないことにいらだったり、

意識の変化も感じながらのこの数ヶ月。

実現するように、そこに意識を向けながら
メニューを作ることを楽しんでいくうちに、
130品を作り続けておもしろいものになってきました。

昨日は改装中のクイーンズ伊勢丹仙川店へ。
ここでは、我が家の必需品を幾つか購入していたのですが、
仮店舗では品揃えもぐっと控えめ。新しい店舗になるのが待ち通しです。

いろいろ見て回り、あっ、と見つけたのが

ちょうど品出ししていてお店の人に
「パンじゃないみたいでモチモチしてるんですよ」
と一押しされてしまいました。

ホエイパウダー、脱脂粉乳も入ってるので
マクロビオティック仕様というわけじゃないんですが、
玄米粉を使ってマフィンを作る。
新しいものを作るっていう発想、取り組む意識がすごい。
さすが、米粉でクリスマスケーキを作ったタカキベーカリーさん!

さっそく朝食に焼いてみました。
モチッとしているので最初にトーストしてから半分に割って
更にトーストして、
ココナッツオイル、煮たリンゴとドライフルーツを載せて
いただきました。

小さな所からですが、生活も食べ物への考え方も変わってきていますね。

今日は牡羊座で起きる月蝕。
まあるい月にもじって、マフィンをアップ!。

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