2013/07/20

夏こそ!、糀甘酒!

氷を入れて冷甘酒。奥に見えるのは黒豆抹茶みつまめ



ここ数日過ごしやすい東京です。
梅雨明け後、のあの猛暑はキツかった。
これからが、夏本番ですから
またあの暑さももどってくるのでしょう。

この間六義園に行った時がその梅雨明けの後。
歩いて、むっとする暑さの中、
笹林のそばのお茶屋に甘酒がありました。
冷たく冷えた甘酒の、その糀の甘さで
疲れていた体に染み渡るようでした。

江戸時代でも、甘酒は夏の熱い時に、
売り子が天秤棒を担いで、「あま〜、あま〜」と言いながら
売っていたものだという。
俳句では、<甘酒>は夏の季語だそうですよ。

ブドウ糖、多糖類 :体のエネルギー源
ビタミンB1、B2、B6、B12、パントテン酸、イノシトール、ビオチンをふくむ糀。
甘酒にもそのままその成分を摂る事が出来る。

人間の体に必要な必須アミノ酸。そのアミノ酸9種類を含んでいる。

点滴とほぼ同じ成分。いわば、江戸時代の飲む点滴ともいえる甘酒。

この季節に必要な、疲労回復、抗酸化作用、肌の代謝促進、を高める、
血行促進、血栓予防、食物繊維による便秘解消など。
様々ないい効能がある。

最近は直接肌に少量塗るというのも、
お肌すべすべ効果ということで、色んな方が試してる。
日本酒の化粧水とかもありますしね。

かつて日本酒の杜氏さんの手がきめ細かく白いことから、
美肌、美白成分として<コウジ酸>が入った化粧品があった。
その後、
厚生労働省の資料で、動物実験で発がん性の可能性があると
指摘されたということから、一時使用が控えられていたが、
今ではそれが誤報だとされています。
糀菌って、日本固有の菌で、醤油、味噌、酢、日本酒に使われていて
意図的に、悪者扱いされた感じだなぁ。
今では意図的に、米より、韓よりに、情報発信しているのは官、媒、
ともあるのはアンテナを張り巡らせれば、わかることです。


日本にある食、生活文化の豊かさを、もっと楽しんで、
誇らしげにしたいものです。

ちょいと固い話になりましたが、
夏こそ!、甘酒。
去年、甘酒講習会に参加いただいた方は、作れますよね。
暑い夏、甘酒で乗り切りましょう!。