こんな感じで毎回全体のイメージ図を作っています。 |
料理講習会の単発、料理の会は、基本4品を作ります。
あちこちのお料理レッスンやスクールを見ると、5品〜6品と盛りだくさんで作っていますね。
スープ、ご飯、主菜、副菜、そしてデザートまでという感じ。
ワタシが学んだ恵比寿のクシアカデミーでも品数が多かったのを覚えています。
講習会を始めた当初、他の所のように、5〜6品がいいのだろうか?と悩みました。
でも、なんのために自分は講習会をしたいのか?、何を大事にしたいのか?ははっきりとしていました。
品数多く作っても余ってしまう。
品数を多く作ると、ただ作る作業だけに追われてしまう。
作る作業や過程を体験することを重視したい。
その為には作る品数を押さえたほうがいい。
自分もレシピ作りに追われてしまう。
レシピ、情報の伝授を第一の目的としていない。
作る合間に、調味料を味見してみたり、という素材を知ってもらう時間も大切にしたい。
ならば、価格も抑え気味にして、そして品数は4品、スイーツ単発・ベースは3品)
としようと決めました。
料理って、作業です。
材料を選び、買い、それを運んで、
洗う、切る、炒める、調理する、道具を片付ける、盛りつける。といった動きがあり、
その中には、手の動かし方、体の動かし方のコツもあるし、目、耳、鼻といった感覚も使う。
どんなにレシピという情報があったとしても、それだけで美味しく出来るわけではないです。
講習会でお伝えしたレシピを、またそのまま作ってもらわなくても、かまわない。
家でお料理をした時に、「あのとき、こういう風に動かしたな、こういうやり方をしたな、
こういう味がしたな」とエッセンスとして思い出していただけたらそれでいい。
そう思っています。
こういう味がしたな」とエッセンスとして思い出していただけたらそれでいい。
そう思っています。
以前ワタシは、フラワーアレンジメントを6年くらい習っていた時がありました。
その時々でテーマになるスタイルがあり、それを先生が作って、レクチャーし、
自分たちで自由に花を選び、アレンジメントしていく。
悩んだ時は先生のアドバイスをいただきながら、
どうしても各自で形が少しずつ変わったり、テイストが違うものが出来てくる。
同じスタイルをまた別の時に作ってもまたその時で、違うアレンジメントができる。
自然の物はその時々で少しずつヤッパリちがうもの。そういうものだと思います。
自分たちで自由に花を選び、アレンジメントしていく。
悩んだ時は先生のアドバイスをいただきながら、
どうしても各自で形が少しずつ変わったり、テイストが違うものが出来てくる。
同じスタイルをまた別の時に作ってもまたその時で、違うアレンジメントができる。
自然の物はその時々で少しずつヤッパリちがうもの。そういうものだと思います。
でもそうした体験がフラワーアレンジメントでなくても、ふとした時に別の出来事で生きてくる。
今のワタシ自身のお料理もその時の体験が生きていると思います。
盛りつけ、色の構成、バランスとか。
今のワタシ自身のお料理もその時の体験が生きていると思います。
盛りつけ、色の構成、バランスとか。
選ぶこと、体験すること。4品はそれが出来る数だと思います。
また、主菜、副菜、ごはん、汁もの、といった我が家の基本の品数でもあります。