2013/01/25

4品のひみつ

こんな感じで毎回全体のイメージ図を作っています。


料理講習会の単発、料理の会は、基本4品を作ります。
あちこちのお料理レッスンやスクールを見ると、5品〜6品と盛りだくさんで作っていますね。
スープ、ご飯、主菜、副菜、そしてデザートまでという感じ。
ワタシが学んだ恵比寿のクシアカデミーでも品数が多かったのを覚えています。

講習会を始めた当初、他の所のように、5〜6品がいいのだろうか?と悩みました。
でも、なんのために自分は講習会をしたいのか?、何を大事にしたいのか?ははっきりとしていました。

品数多く作っても余ってしまう。
品数を多く作ると、ただ作る作業だけに追われてしまう。
作る作業や過程を体験することを重視したい。
その為には作る品数を押さえたほうがいい。
自分もレシピ作りに追われてしまう。
レシピ、情報の伝授を第一の目的としていない。
作る合間に、調味料を味見してみたり、という素材を知ってもらう時間も大切にしたい。

ならば、価格も抑え気味にして、そして品数は4品、スイーツ単発・ベースは3品)
としようと決めました。

料理って、作業です。
材料を選び、買い、それを運んで、
洗う、切る、炒める、調理する、道具を片付ける、盛りつける。といった動きがあり、
その中には、手の動かし方、体の動かし方のコツもあるし、目、耳、鼻といった感覚も使う。
どんなにレシピという情報があったとしても、それだけで美味しく出来るわけではないです。

講習会でお伝えしたレシピを、またそのまま作ってもらわなくても、かまわない。
家でお料理をした時に、「あのとき、こういう風に動かしたな、こういうやり方をしたな、
こういう味がしたな」とエッセンスとして思い出していただけたらそれでいい。
そう思っています。

以前ワタシは、フラワーアレンジメントを6年くらい習っていた時がありました。
その時々でテーマになるスタイルがあり、それを先生が作って、レクチャーし、
自分たちで自由に花を選び、アレンジメントしていく。
悩んだ時は先生のアドバイスをいただきながら、
どうしても各自で形が少しずつ変わったり、テイストが違うものが出来てくる。
同じスタイルをまた別の時に作ってもまたその時で、違うアレンジメントができる。
自然の物はその時々で少しずつヤッパリちがうもの。そういうものだと思います。
でもそうした体験がフラワーアレンジメントでなくても、ふとした時に別の出来事で生きてくる。
今のワタシ自身のお料理もその時の体験が生きていると思います。
盛りつけ、色の構成、バランスとか。

選ぶこと、体験すること。4品はそれが出来る数だと思います。
また、主菜、副菜、ごはん、汁もの、といった我が家の基本の品数でもあります。