天日干しは大きめのザルを使うのがいいです。 |
そして今日は天日干し。
下漬けしていた梅、そして赤しそを取り出し、ザルに上げて、天日干しする。
以前は赤、白それぞれ、5Kg、4Kgと大量に作っていたので、
ザルに梅干しを1つずつ出すにも、2〜3時間かかつていたような気がします。
(なので梅干し天日干し日は早起きしての作業でした)
まあ、去年、今年と2Kgずつなので、出すのは早くに済みました。
新聞紙の上に広げた竹ざるに、梅干し、そして赤しそ漬け(梅酢を絞って)を広げ、
天日干しする。土用干しとも言われます。
立秋前の土用の間に干すのです。いまでこそ、暑い夏に立秋ですが、
旧暦だとちょうど台風シーズンに入ります。
雨風の多いシーズンで、雨にぬれると梅はかびやすくなるそうです。
塩と梅だけで出来る梅干しは、本来は保存食。〜百年前のものも今でも残っているそうです。
(カリカリだけど梅酢に浸けておけば食べられます。)
干すのは、他に瓶に入れた梅酢。
ガラスのお皿でふたをして、天日にあてます。
日に当てる、熱を加えるとこで、保存性を高め、余分な水分が抜けて酢が凝縮される。
ザルに上げた梅は時々お箸でひっくり返し、まんべんなく全体が干されるようにします。
だいたい、6時間くらい夕方まで干して、一旦瓶にもどします。
梅の土用干しは三日三晩といわれ、そのまま、晩も干す方も入るようです。
一旦瓶にもどすと、また梅酢を吸って味が締まってくるし、
赤色もさらに濃くなるのです。
ここまでくればもう梅仕事も終わりに近い。
今年は割と気追わずに、日々に日々の食器洗いに近い感覚で出来た感じです。
将来ナニになりたいというと、1つは
梅干しばあさん(梅干し作り名人のという意味で)になりたいと思っているので、
来年もつづけるでしょう、梅仕事。
梅干し作ってるよ〜という方々と、梅干し品評会=食べ比べ会みたいなことをやれたらと
以前から思っているので、<われこそは>という方はぜひ、お声がけ下さい。
あっ、そろそろ梅シロップが出来上がる頃だ。