神様にお供えしていた鏡餅を開いていただく、鏡開きの日。
小豆を炊いてお汁粉にしたり、焼いて醤油をつけていただく。
鏡は神社の本殿に祀られている、ご神体でもあり、
天孫に引き継がれる三種の神器の一つ、八咫の鏡
でもある。
要は、神様のスピリット
=活力、精神、魂、神霊、息吹、・・・など
を頂くという事でもあるのですね。
鏡を、割る、とは言わず、
鏡を、開く、と言うのは、
武士の割腹、切腹につながること、
割るという言葉の忌みをさけるため。
日本には、言葉にエネルギー=言霊がある
とされているため、
様々な、<忌み語>がある。
刺身、切り身=お造り
猿=えてこう
すり鉢=あたり鉢
塩=波の花
醤油=むらさき
するめ=あたりめ、
などと
言ったりする。
さあ、鏡を開いて、今年の無病息災を。