シズル、ヨリ、ユゲ、パカフワッ
これなんでしょう?
呪文?、祝詞?、お経?。
どれも、ハズレ。
4月から、TBSの日曜ドラマ『空飛ぶ広報室』を見ています。
(といっても、TVではなく、iPadを使ってオンデマンドで。
WiFi使えば、映画一本分の料金で、家に限らずどこででも、
好きな時にドラマが見られるって便利です!。)
WiFi使えば、映画一本分の料金で、家に限らずどこででも、
好きな時にドラマが見られるって便利です!。)
その第一話の中で、主人公の稲葉リカ(ガッキー)が報道局記者から移動になり、
情報局のワイドショー番組の街角グルメを取材することになり、唐揚げ取材の映像を上司の阿久津(生瀬さん)に見せたところ、
情報局のワイドショー番組の街角グルメを取材することになり、唐揚げ取材の映像を上司の阿久津(生瀬さん)に見せたところ、
「シズル感どうした?。シズル感がまるでない。
寄りも足りない。湯気もない。
ぱか、ふわっ。どうした?。
撮り直せ!。」
といわれるのです。
シズル感:食べ物のもつ、つやっぽさ、汁っぽさ、みずみずしさ、滴り落ちるうまさ
とでも言いましょうか。
より:寄って撮ることで、食べもの素材感がぐっとでてきます。
湯気:それこそ、鍋でも、みそ汁でも、ごはんでも、その熱々な湯気があることで美味し
さが倍増します。
ぱか、ふわっ:中身をわってみせるとおいしくみえるでしょ?。例えばこんな。
どれも美味しくみえる4原則
あと、付け加えるなら、
暖色系のライティング。
冷たい蛍光灯より暖色系のライトだとより美味しく感じられます。
こうしたことを気にしているスーパー、デパートの食品、お惣菜売り場は必ず暖色系ライトを使っています。
普段のお料理写真を撮るときも、
美味しく見せるコツを意識するのとしないのでは見え方が全然違います。
特別な機材がなくても、デジカメや携帯カメラの機能をいじると、そうしたライティング効果も作れます。殊に、お店さんなどは、カメラマンをいちいち雇うより、どんどん自分で写真を撮って
ブログやホームページにアップしていくことが、なによりも販売促進効果となります。
ほんとはね、デジカメ講習会もやりたいのです。
11歳からのカメラ女子なワタクシ。20台半ばで、食べ物、物取りの撮影にもちょくちょく同行しておりまして、撮り方のコツも少しは熟知しているつもりです。
『空飛ぶ広報室』もだんだんと終盤にかかって、この先どうなるのか、ハラハラとしていますが、
毎回、ぐっとくるセリフがあり、思わずほろっと(涙)してしまいます。
(第一話では、「意志あるところに、道はひらける」「正しい主張だからこそ、怒っちゃいかん」
がという柴田恭平さんのセリフがよかった!)
オンデマンドはリアルタイムの放送が終っても見られるドラマもあって、最近の開眼の一つです。
以前少しはまった韓流ドラマももう卒業かな。パターン(愛憎、権力闘争、身分違いの恋)がもうどのドラマも一緒で、もういいやって。その国の気質、背景、国情を知るいいきっかけにはなりましたけど。