2013/06/09

スイーツBasic2−3の様子

わたくしめの盛りつけ


生徒さんの作品1

生徒さんの作品2


月一回のペースで土日どちらかに開催しているスイーツBasicコース。
今回はご受講の生徒さんの都合で前回から2週間しかたっていない9日に開催しました。

この日は、米粉のバナナパウンドケーキと豆腐クリーム2種。
バナナのパウンドケーキは小麦粉で作るレシピでもバター少なくしたり、なくてもしっとりするので米粉でも作れないかなぁと何度かつくってようやく満足いくものになった、思い入れのあるレシピです。もっちりとは違う<しっとり>とした食感がポイント。
解説しながら、同時進行で作り、微妙にそれぞれで生地が違ったのであれ?と思ったのですが、計量スプーンのすりきりと少し少ないとか、そういう差が出てくるだろうし、バナナの水分の誤差も多少あるので出来上がりは大丈夫だと思います。

パウンドケーキは普段作っている210(200)×80(70)×H60mmのもの。
以前富沢商店で購入して長らく使っているものです。ワタシには一番使いやすいサイズですがこうした型は、それぞれ持っている物と違うことがありますよね。そんな場合の対処法をお伝えしましたが、今回試食タイムにも話がでた、作りやすい量、型、ってあるなぁと実感。
今後の考え方の参考になりました。

豆腐クリームも水切りから作業していただいて、どのくらいまでしたらいいのかの目安をお伝えしました。レシピもできるだけ作りやすくしたものにして、プレーンとココアを各自で分担して作っていただきました。すこしゆるかったのは冷蔵庫の温度の影響もあるのかなぁ。講習室の冷蔵庫は温度設定が低になっているのをつい忘れてしまう。通常の家だと<中>ですよね?。次回の時に気をつけるようにしなきゃ。

今回も盛りつけが課題です。デモンストレーションでまず見せて、そのあと各自で盛りつけ。
それぞれで個性的なオリジナリティーを感じるものになってますね。
美味しく見せる、美味しそうな演出っていうのも大事です。マクロビオティック、自然食、といったジャンルはどうしても地味になりがちですが、それじゃあ今の時代、すそ野を広げるのが難しくなります。海外って、そのあたり戦略がうまいということが、生徒さんとこのレッスン中にたびたび話題になります。

今回で3回目になったスイーツBasic2。今までのレシピもお家でも試していただいているようで、嬉しいです。「何かしら得てもらえればそれでいい」と以前当ブログでもお話しましたが、でもやっぱり「あれはうちじゃ作らないかなぁ」と言われるより、「あの材料買ってつくってみてます」と言ってもらえたらすごくうれしい。

レッスンやレストランで美味しいと思うものを提供するのはあたりまえのこと。うちのはまずいけどなんてのは、論外(まあそういうところもたまにありますが)。でも美味しさの基準は人それぞれですし、それを押し付けたくはないです。それよりは自分で作ることは、時間も手間もかかるけど、楽しさも倍かえってくるもの。そんな楽しいと感じる時間をもつきっかけになればと思っています。

なにやかにやでスイーツBasic2も3回目。
のこり2回も全力で、ワタシの大きな課題もチャレンジしつつ展開します。



注)
この日予定していた野菜を切るレッスンは開催人数に満たなかったため中止とさせていただきました。申込くださったかたには申訳ありません。また何かしらの形でレッスンを企画したいと思っています。