2012/11/07

スイーツBasicコース3回目

試作で作った時のものサイズは同じ9cm×21cmのもの

ドライフルーツたっぷり

アップにするとこんな感じ

4日は、スイーツBasicコースの3回目。
ドライフルーツとナッツを使ったパウンドケーキとシリアルを混ぜた全粒粉のクッキーです。

1回目のパンケーキは、様々な小麦粉で作っていただきその質感と、ケーキの混ぜ方を
2回目のお団子も、上新粉、白玉粉の質感、そして混ぜるときの手の動き、丸めること
がポイントでした。
3回目の今回は、前回2回の手の動かし方が活かせる動き!だったかもしれません。
それと、ようやくスイーツコースらしくなってきましたでしょうか?。

スイーツとわたしの関わりといえば、
スイーツパティシエの経験があったとか、そういうことはなく、
中学生の頃、我が家に初めてガスオーブンが来て、
母親のつくるパウンドケーキとクッキーを、少し手伝ったりしたこと。
高校生の頃友達の家に行って、
ショートケーキにバタークリームのデコレートとすみれの花の砂糖漬けが飾られたケーキが
手作りのものだと聞いて、「こんなのできてすごいなぁ」と思った記憶。

社会に出るようになってから、一時生活情報誌の編集部に所属して、
そこでスイーツの<試作>をあれこれさせられた。
生クリームと卵白とチョコレートと小麦粉少しの、ガトーショコラ。
イースト発酵させたドーナッツ。
リンゴを延々煮させられたアップルパイ。
卵白と卵黄をふんわりと泡立てたシフォンケーキ。
カレーの具から作ったカレーパン。
忘れてしまったものもあるけど、
スイーツ以外の、昆布とかつお節の出しを初めてとったのもその時だった。

マクロビオティックを学び始めて、
バターや生クリーム、卵を使わないスイーツはなんだか難しくて
レシピ本も少なかったし、分かりずらかった。
なんとな〜くで作ったクッキーはサクサクしなかったし、
ケーキもイマイチピンとこない出来だった。
卵を使えば、ふんわりするし、バターを使えばサックリする。でも、使わない。

数年位前になるが、一時カフェの運営をすることになり
料理だけでなく、スイーツも必要だとなって、自分が出来るもの、作りやすいもの
ということで、パウンドケーキを作り始めた。
最初はあるレシピを参考にしながら、それをパウンド型に当てはめ、レシピ調整し、
そして次第に自分のオリジナルの配合に作っていった。
そこから更に、具材をかえたりまたオリジナルの配合にしたりして、
パウンドケーキはもう、イロイロ作ったなぁ。

焼き菓子は、クリームのケーキに比べたら地味だけど、
材料の配合、分量で自分だけのオリジナルを楽しめます。
今回もドライフルーツを柔らかくする漬け込み液に、
各自のお好みのリキュールを選択していただいた。
切り分けた時の香りを楽しんでいただけたらいいな。

クッキーも作りやすい材料を選んで、キメ!食材を加えてサックリとするように。
それと、講習会中にご質問のあった、調整をもう一度ワタシもやってみます。
講習会をしていると、あれ?と気づかされることもあり、それが自分の得るところでもある。

最初はとっつきにくい、マクロスイーツですが、
作り慣れると、素材の味を味わえる、季節を感じるスイーツにもなります。
今月中にもう一度、マクロスイーツの王道、豆腐チーズケーキ!を作ります。